「特殊詐欺」被害 去年は480億円余りに
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去年の振り込め詐欺などの「特殊詐欺」の被害の確定値がまとまり、被害額は全国で480億円余りに上りました。
警察庁によりますと、去年1年間に全国で起きた振り込め詐欺などの「特殊詐欺」の被害は、件数が1万3824件、金額が481億9798万円で確定しました。
被害金額は過去最悪だったおととしより14.8%減り、6年ぶりに減少しました。しかし、これまでで3番目に多いうえ、3年連続で400億円を超え、依然として深刻な状態が続いています。
手口別に見ますと、身に覚えのない有料サイトの利用料金などの支払いを求める「架空請求詐欺」が187億円と最も多く、次いで、息子などになりすます「オレオレ詐欺」が175億円、未公開株の購入などを装って現金をだまし取る手口が67億円などとなっています。
警察庁は引き続き、詐欺グループの拠点の摘発を強化するとともに、金融機関などと連携して被害の未然防止に努めていくことにしています。去年の「特殊詐欺」の被害を巡っては、警察庁がことし1月に被害状況を発表していましたが、その後、精査した結果、今回の確定値になったとしています。
被害金額は過去最悪だったおととしより14.8%減り、6年ぶりに減少しました。しかし、これまでで3番目に多いうえ、3年連続で400億円を超え、依然として深刻な状態が続いています。
手口別に見ますと、身に覚えのない有料サイトの利用料金などの支払いを求める「架空請求詐欺」が187億円と最も多く、次いで、息子などになりすます「オレオレ詐欺」が175億円、未公開株の購入などを装って現金をだまし取る手口が67億円などとなっています。
警察庁は引き続き、詐欺グループの拠点の摘発を強化するとともに、金融機関などと連携して被害の未然防止に努めていくことにしています。去年の「特殊詐欺」の被害を巡っては、警察庁がことし1月に被害状況を発表していましたが、その後、精査した結果、今回の確定値になったとしています。