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石垣島の陸自配備、2年前倒し 宮古・奄美と同時進行 尖閣への中国脅威にらみ
沖縄本島より西は、陸自が配備されていない防衛の空白地帯だったが、今年3月、与那国島に艦艇を警戒する陸自沿岸監視隊を配備。続いて30年度末までに、有事で初動対処にあたる警備部隊と地対空・地対艦ミサイルを宮古島と奄美大島に配備するため用地取得費や工事費を計上してきた。
石垣島にも警備部隊と両ミサイルを配備するが、予算上の制約を理由に26~30年度までの中期防衛力整備計画(中期防)の期間中は見送り、31年度以降の次期中期防での配備着手を計画していた。