３０日午前１０時ごろ、中国海警局の船４隻が尖閣諸島（沖縄県石垣市）周辺の領海に相次いで侵入し、２時間近く航行した後、領海外側の接続水域に出た。海上保安庁の巡視船が確認した。中国当局の船が尖閣周辺に侵入したのは１７日以来で、今年に入って１４日目。政府は、首相官邸の対策室で情報収集に当たった。

　第１１管区海上保安本部（那覇）によると、４隻は海警２１１５、海警２３０７、海警２４０１、機関砲のようなものを装備した海警３１２３９。