2016.5.6 05:01

加藤の五輪決定に父で監督の裕之氏「驚いた」/体操

加藤の五輪決定に父で監督の裕之氏「驚いた」/体操

最終種目の鉄棒を終え、コーチと抱き合う加藤凌平=国立代々木競技場

最終種目の鉄棒を終え、コーチと抱き合う加藤凌平=国立代々木競技場【拡大】

 NHK杯最終日(5日、国立代々木競技場)リオデジャネイロ五輪代表選考会を兼ねて個人総合で争われ、加藤凌平(22)が合計180・100点で、3位の田中佑典(26)をわずか0・100点上回り、内村航平(27)=いずれもコナミスポーツ=に次ぐ2位。2大会連続となる五輪代表に決定した。

 加藤が今春入社した、コナミスポーツで監督を務める父・裕之氏(52)は、「ここでやらなきゃいけないときにやる。今回も(それが)出て驚いた」と親子鷹での五輪切符に目を細めた。まだ「監督」ではなく「お父さん」と呼ばれているという。同じ所属先の田中と争ったこともあり、涙はみせなかったが、大会後は息子に「よかったな」と声をかけた。

リオへの道