構造調整の不安感本格化…6月の景気見通し1カ月ぶりに否定的=韓国

構造調整の不安感本格化…6月の景気見通し1カ月ぶりに否定的=韓国

2016年05月30日13時13分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  造船・海運業で始まった構造調整にともなう不安感により来月の景気見通しは否定的に現れた。

  全国経済人連合会が30日、売上額基準600大企業を対象にした企業景況指数(BSI)調査の結果、6月の総合景気見通しは94.8となったと明らかにした。BSI見通しは5月に102.3と基準値の100を上回ってから1カ月で再び下落した。

  BSI見通しが100より高ければ景気を楽観的で見る企業が多いという意味で、100未満ならその反対となる。

  企業は内需不振が再び深化し米国の6月金利引き上げの可能性で輸出が減ることを懸念していた。

  全経連のソン・ウォングン経済本部長は「内需不振と世界の景気低迷が続く中で構造調整問題に対する不安感が広がった。企業構造調整にともなう不確実性増大で企業の体感景気は非常に厳しい」と診断した。

  6月の見通しを部門別で見ると、内需が99.2、輸出が98.3、投資が96.0、資金事情が96.2、雇用が98.9、採算性が96.7など、すべての部門で見通しが暗かった。
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