韓国大統領候補世論調査 潘基文国連事務総長が1位(1)

韓国大統領候補世論調査 潘基文国連事務総長が1位(1)

2016年05月30日10時11分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  忠清(チュンチョン)より大邱(テグ)・慶北(キョンブク)がさらに高かった。

  中央日報の世論調査の結果、「次期大統領に誰を最も支持するか」という質問に対し、潘基文(パン・ギムン)国連事務総長を選んだ回答者は28.4%だった。2位の文在寅(ムン・ジェイン)元「共に民主党」代表(16.2%)より10ポイント以上高かった。

  地域別に見ると、意外にも潘総長を選んだ回答率は大邱・慶北で45.1%となり、潘総長の故郷である忠清(30.6%)より14.5ポイントも高かった。大邱・慶北と忠清に続いて、釜山(プサン)・慶南(キョンナム、30.0%)、済州(チェジュ、29.4%)、仁川(インチョン)・京畿(キョンギ、28.7%)、ソウル(23.9%)、湖南(ホナム=全羅、18.0%)の順となったた。

  セヌリ党の潘基文候補、共に民主党の文在寅候補、国民の党の安哲秀(アン・チョルス)候補が出馬する「仮想3者対決」となる場合にも潘総長は大邱・慶北で61.3%の支持率となった。60%以上の支持率は大邱・慶北が唯一。野党候補が文在寅候補または安哲秀候補に一本化し、2者対決となる場合も、大邱・慶北では潘総長の支持率がそれぞれ72.6%、69.1%となった。

  朴槿恵(パク・クネ)大統領とセヌリ党の支持基盤である大邱・慶北で忠清よりも支持勢力が多い点は別の質問でも表れた。

  大統領選挙出馬示唆発言で潘総長に対するイメージが以前より良くなったという回答は大邱・慶北で28.1%と最も高かった。大統領選挙出馬に賛成するという回答も大邱・慶北が73.2%と断然トップで、忠清は賛成が49.5%、反対が42.7%だった。

  与党の次期大統領候補のうち誰を支持するかという質問で、大邱・慶北の回答者の半分以上は潘総長(52.6%)を選び、劉承ミン(ユ・スンミン)議員(13.5%)、金武星(キム・ムソン)前セヌリ党代表(9.4%)、呉世勲(オ・セフン)前ソウル市長(5.8%)が後に続いた。政党別に分類すると、セヌリ党の支持者は潘総長(49.9%)、金武星元代表(15.1%)、呉世勲前市長(12.8%)の順だった。

  チョン・ハンウル高麗大「平和と民主主義研究所」教授は「4・13総選挙を経て「ポスト朴槿恵(パク・クネ)がいないのが保守陣営の最も大きな悩みだったが、保守政権の再創出に対する熱望が高い大邱・慶北で潘総長の出馬示唆に強く反応している」と述べた。

韓国大統領候補世論調査 潘基文国連事務総長が1位(2)
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