講義資料(公開用)

1,003 views
888 views

Published on

自分が見てきた範囲+知った範囲の人たちの行動を見て、「こうしたほうがいいのではないか」というのをまとめました。

Published in: Lifestyle

講義資料(公開用)

  1. 1. 企業が求める人材像 &求められる人材になるには? 2016/5/27 宮本 久仁男 Kunio Miyamoto 1
  2. 2. Copyright (c) Kunio Miyamoto 本日の概要をざっと述べると… • 普通(?)の大企業に勤める • あまり普通じゃない仕事や活動をやってる 人が • 他者の経験と自身の知見を交えながら • 高校時代(というか社会に出る前)に • やっておいたほうがいいことを • 好き勝手に話してみます 2
  3. 3. Copyright (c) Kunio Miyamoto 本日の内容 • 求められる人材に共通すること • 情報のありか • 大学の選び方 • バイトするにも? • 社会に出る前にやっておいたほうがいいこと • おわりに 3
  4. 4. 求められる人材に共通すること 4
  5. 5. Copyright (c) Kunio Miyamoto 彼らの共通点 • 自らの欲求に忠実である • 自分から前に出る • こだわりが強い • ものすごく手が動く • 自分の立場でできる最大限を探す • 一度火がつくと没頭する • 目的とかはわりと簡単にすりかわる • 手段が目的化しがちw 5
  6. 6. Copyright (c) Kunio Miyamoto プラス行動の共通点 • 師匠を見つける • 同種の人を見つける • 驕らず努力し、他者と切磋琢磨する • 多少いたずらはするが、悪いことはしない 6
  7. 7. 情報のありか 友達に聞く?先生に聞く?いやいや … 7
  8. 8. Copyright (c) Kunio Miyamoto 結構公開されている • ただ、気がつかないだけ • 大前提: 正しい情報や有用な情報を見極めるため には、正しい知識が必要 – 基礎/古典/定番/定石を知る – それらを自分に叩き込む必要 • 検索ばかりにたよるな 8
  9. 9. Copyright (c) Kunio Miyamoto Know-Whoを手に入れる • 前提は「自分もある程度努力して理解しようとする」 こと • 要は、「有識者」「キーパーソン」を押さえておくこと • 彼ら/彼女らから出てくる情報は、有用なことが多 い • 分野によって「有識者」「キーパーソン」は異なる 9
  10. 10. Copyright (c) Kunio Miyamoto 自身で経験する and 他者の経験に学ぶ 経験に勝る教師はなし vs 賢者は歴史に学び、愚者は「経験にのみ」学ぶ 10
  11. 11. Copyright (c) Kunio Miyamoto インターネットの活用 • 今はいろいろと恵まれている – インターネット接続の普及 • 家にインターネットが来てない人はどのくらい? – コンピュータの低廉化 • 中古探せば数千円から&新品でも数万円から – 開発ツールの低廉化 • Windowsアプリの開発環境ですらも • 特に学生は恵まれている(!) 11
  12. 12. Copyright (c) Kunio Miyamoto 参考:約30年前は? • PC9801の(30年前の)最新機種 • メモリ640kB • HDDなし • カラー16色(4096色かも) • これで40万円近く – ちなみに当時のMacは「さらに倍」 • HDDで10万近くした… • ソフトも高価(OS2万、ワープロ6万、etc…) 12
  13. 13. 大学の選び方 偏差値?教えてくれること? いやいや… 13
  14. 14. Copyright (c) Kunio Miyamoto やりたいこと/好きなことは何? • それが大学に行かなきゃ学びづらいことな らば、大学は行くべき – モチベーションの上がり方が違う(!) • やりたいこと/好きなことを先行してやって る先生がいるならば、その先生めがけて大 学に行くべき – 先生に弟子入りする勢いで大学に行く 14
  15. 15. Copyright (c) Kunio Miyamoto 自分のケース(大学院) • WindowsやLinuxのような、基本ソフトウエア( Operating Systems/OS)に興味があって • 専門でOSを手がけられた先生を探し • 先生に「弟子入りさせて下さい!」 (比喩表現)と 言った • …これ、だいたい10年前の話です 15
  16. 16. Copyright (c) Kunio Miyamoto 自分のケース(大学院) • WindowsやLinuxのような、基本ソフトウエア( Operating Systems/OS)に興味があって • 専門でOSを手がけられた先生を探し • 先生に「弟子入りさせて下さい!」 (比喩表現)と 言った • …これ、だいたい10年前の話です 16
  17. 17. バイトするにも? 選び方あるよね 17
  18. 18. Copyright (c) Kunio Miyamoto 質問:バイトするならば… • 将来の参考にするために • 自分が好きなことでお金稼ぎたい • 好きなことのためのお金を得る手段 18
  19. 19. Copyright (c) Kunio Miyamoto 自分の場合: • 塾講師(なぜか2つも) • 家庭教師 • プログラマ • 電気工事 • マンガ雑誌の 編集アシスタント 19 お金になった① お金になった③ 一番面白かった! お金になった②
  20. 20. Copyright (c) Kunio Miyamoto ここでもひとつ質問 86400 20
  21. 21. Copyright (c) Kunio Miyamoto 言いたいこと:時間は平等&有限 • 時間は平等に与えられた資源 – 誰もが1日86400秒を持っている – この時間をどう使うかはみなさん次第 21 (ピカピカの時計) (壊れた時計)
  22. 22. Copyright (c) Kunio Miyamoto もひとつ数字ネタ 10000時間の 真摯な練習 22
  23. 23. Copyright (c) Kunio Miyamoto 10000時間は一つの目安 • 「天才! 成功する人々の法則」(マルコム・グ ラッドウェル著/勝間和代訳)で紹介され た「成功する人は例外なく10000時間の練 習に打ち込んでいる」という説。 • 10000時間=丸400日ちょい 23
  24. 24. 社会に出る前にやっておいた ほうがいいこと というか、時間があるうちに やっておけなこと 24
  25. 25. Copyright (c) Kunio Miyamoto 将来やりたいことが決まってる人 • その分野の「最先端」を知る • 最先端を学ぶために必要な言語を習得する • できれば現地の最先端のありかで修行(!) 25
  26. 26. Copyright (c) Kunio Miyamoto それでも英語はできてたほうがいい • 私自身の(大きな)失敗の1つ – 使い慣れた英語の辞書を紛失してやる気をな くした(本当) • 英語圏の人たちとのやりとりで、思うように 意思疎通ができずにストレスたまる – それでも国際会議で発表したりはやる(たまに 飛び入りで) 26
  27. 27. Copyright (c) Kunio Miyamoto やりたいことが決まってない人 • 見つけた時のためによりよい自分を作る – 「あいさつ」はできるようにしておこう(!) – 努力して行ける「自分にとってよい大学」へ • 学歴が重要とはいわないけど、OBの有識者率や 支援が全然違う • 「全入時代」と言われるが、難関なところはそれだけ の理由がある • いつでも駆け出せるように準備だけはしとく – チャンスはいつも突然に(!) 27
  28. 28. Copyright (c) Kunio Miyamoto やっぱり英語はできたほうがいい • (略) 28
  29. 29. Copyright (c) Kunio Miyamoto どちらの人にもやってほしいこと • いろいろありますが、あえて絞る 29
  30. 30. Copyright (c) Kunio Miyamoto 10000時間の修行をこの時に(!) • 24時間連続で10000時間を過ごすとだい たい400日ちょい • 1日のうち12時間を当てると、その倍(3年 足らず) • 1日のうち6時間を当てると、さらにその倍( 5年ないくらい) 30
  31. 31. Copyright (c) Kunio Miyamoto バイナリデータの読み解きも… • 最初は「よくわからん」 • 最後にはすらすら読み解き(仕事になる人も) 31
  32. 32. Copyright (c) Kunio Miyamoto 身近な人生の先輩に話を聞こう • 例えばご両親 • 例:「どんな仕事やってるの?」とか – 差し障りなければ教えてくれる「かも」 • 参考にならないことも多い – 1991年(バブル崩壊)前後で様相が違う – 2008年(リーマン・ショック)前後でも様相が違う 32
  33. 33. Copyright (c) Kunio Miyamoto つけるべき癖の1つ • ものごと調べる時に「一次情報源」を見る – 可能な限り – 書籍ならば(できれば)原書 – Webならばおおもと • Wikipedia「だけ」にたよるな(!) – レポートの情報源/参照情報にされることもあるけど「よくない」 – 間違いも多い – 一次情報源を探す時の手がかり「の一つ」程度 • コピペ・ダメ・絶対 – 信用なくすよ? 33
  34. 34. Copyright (c) Kunio Miyamoto 重要:質問力を上げよう • もう、これだけ覚えてれくれればいいやw • 質問する時に必要なことは? 34
  35. 35. まとめ 求められる人になるために? 35
  36. 36. Copyright (c) Kunio Miyamoto こんなことを話しました • 求められる/すごい(?)人の累計 • 情報を得るために自身でやるべきこと • 大学の選び方 • バイトするにも? • 社会に出る前にやっといたほうがいいこと 36
  37. 37. Copyright (c) Kunio Miyamoto 最後に • 本日の話を「鵜呑みにせず」自分で考えて 結論なりだしてください • 思考のプロセスとそこで得られた知見が (実は)一番大事 37
  38. 38. Copyright (c) Kunio Miyamoto おまけ 38 なんと、まだ間に合う!
  39. 39. Copyright (c) Kunio Miyamoto おまけその2 39 まだ応募受付すら開始していない(!)
  40. 40. 以上でおわりです Any Question? 40

×