まずは、次の記事がある。この計画が詐欺である、と指摘するもの。
→ 「マーズワンは詐欺」選考に残った物理学者が暴露 ? WIRED.jp
一方、60億ドルで実現する、という計画があるが、現実にははるかに巨額が必要だ……という解説もある。
→ マーズワン - Wikipedia
→ 人は火星で68日間の命、米研究 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News (2014年10月15日)
というわけで、実現性がないことは、もともと知られていたわけだ。
──
ただ、私は、かなり前(2年ぐらい前)から、この計画は不可能だと判定していた。あまりにも難題が山積みだからだ。
で、「火星移住は不可能」という項目を書こうとしたことがあったのだが、面倒臭くて、やめておいた。(私は専門家でもないし。)
そのまま日がたつと、あちこちで、専門家から「不可能」という声がたくさん出るようになった。今ではネット上で多くの批判を読むことができる。
というわけで、私が書くまでもなく、この計画の不可能性は世間で少しずつ知られるようになったわけだ。
ただ、マスコミ(ネット上マスコミを含む)は、火星移住計画が実現可能であるように報道する傾向がかなりあった。それは「北陸新幹線は夢の実現」というふうに期待たっぷりに報道するのと同様だ。
で、マスコミは相も変わらず嘘を報道し続けるわけだが、とりあえず、一部マスコミでは、真相を報道するようになったので、本項で紹介しておくことにしたわけだ。
( ※ ともあれ、馬鹿げた計画が頓挫したことは、「夢破れて残念だ」というよりは、「死者が出なくて幸いだった」と見なすべきだろう。仮に計画を強行していたら、火星に送られた人々は、補給がないまま、全員が餓死するしかない。そうならずに済んだということは、喜ぶべきことだ。……もともと実現性はないとはいえ。)
[ 余談 ]
北陸新幹線が夢破れた状況だということは、別項で、追記の形で加筆しておいた。
→ 北陸新幹線の光と陰
要するに、北陸新幹線は、開業したばかりだというのに、まったくのガラガラである。
→ http://alfalfalfa.com/archives/7845134.html
→ http://matome.naver.jp/odai/2142652456000504901
新潟に入ってから、急にガラガラになる北陸新幹線www pic.twitter.com/K6woQhfFdi
— いずみ包@Sun8Live (@poizm) 2015, 3月 16( ※ ちなみに,東海道新幹線の場合、開業後かなり長い間、乗車率は 100%を大幅に超えていた。休日だと乗車率 200%ぐらい。東京から名古屋までずっと立ちっぱなしなんてことは、ザラにあった。……北陸新幹線とは、天と地ほどの違いだ。)
その通りですね。馬鹿馬鹿しい計画で、まともに論評する気にもなりません。
応募する人は、頭がお花畑で、詐欺にかかりやすいタイプの人でしょうね。持ち上げているマスコミもいい加減です。
日本人で、「最初の移住候補者を100人に絞った」、つまり選考された1人、島袋悦子さん(50)は取材に対し、
「20万人の中の100人に選ばれ、大変光栄。最終審査も通過して移住を実現し、火星ですし屋を開きたい」と話した。
彼女は、火星に海があり、鯛やヒラメが泳いでいると思っているのかな? そもそも商品流通経済も成り立たないのにね。
ごく短期間で、水、食糧、酸素、エネルギーが尽きて、全員死ぬことになるが、最後の晩餐に、真空パックにして地球から
持ち込んだ寿司を1貫ずつ分け合って食べることは可能でしょうが。
北陸新幹線、3月28日(土)東京〜富山 指定席当日取れました。2枚も。法事で帰省しただけなので、北陸新幹線効果ではないです。
ああいうひとは月に比べてどのくらい遠いかわかってないのでは?と思います。
クルーズ船で何ヶ月の旅をするくらいに考えてるのかな?