あの幼児のバイブル、アンパンマン。あれに平然と楯突くブログ記事が見つかった。人間っていうのはなぜ大人になるとこんなにもピュアな気持ちを失ってしまうのでしょうか。
ケン氏の主張はこうだ。
- ジャムおじさんのパン工場はブラック企業の香りがする
- ジャムおじさんやバタコさんはアンパンマンにあまり直接指示せず、アンパンマンがあくまで自らの意思で行動させようと仕向けている
- 間接的な圧力による労働の強制ではないか
- もし村人に指摘されたら「いや、アンパンマンが自分で行くと言った」とごまかせるためのブラック施策ではないのか
まさか。あの優しいジャムおじさんがそんな事をするわけがない。僕なんてかれこれ45年近くジャムおじさんの事を知っているが、そんな素振りを見せたことはなかった。
バタ子さん「クリームパンダちゃんがまだ帰ってこないの(チラッ)」
ジャムおじさん「そうか、それは心配だね・・・(チラッ)」
チーズ「アンアン!(チラッ)」
アンパンマン「・・・ぼく、様子を見に行ってきますよ」
【アンパンマン】パン工場からブラック企業の香りがする - 私の戦闘力は53万マイクロです
ジャムおじさんとアンパンマンの間に労使関係が結ばれていると仮定すれば、使用者は対価を支払う代わりに労働者はその労働を提供することになる。その場合はジャムおじさんは「アンパンマンよ、対価を支払うのでクリームパンダの状況を確認して私に報告して下さい」と指示を出せばアンパンマンは「はい、承知しました。行ってきます」で済む。
しかし、ジャムおじさんとアンパンマンには就業規則の明示も雇用契約の締結もない。ましてやパン工場は労働基準監督署に「時間外・休日労働に関する協定届」も提出していないはずだ。もしかするとバタコさんとは結んでいる可能性があるが。
なぜならアンパンマンはジャムおじさんの生産物であるから。しかしジャムおじさんはアンパンなどの製造と販売と飲食に必要な菓子製造業許可と飲食店営業許可が・・・いやそんなことはどうでもいい。
結局のところはジャムおじさんによって製造された商品であるところのアンパンマンがどんな経緯をもってであっても「自発的な意思によってクリームパンダの様子を見に行ってくる」と言っているのだから何も問題がないはずだ。
そう、自発的な意思というのこそ、アンパンマンがもつ「正義の心」というものだから。
ちなみに・・・販売されてもいないからPL法も関係ないし、そもそもジャムおじさんって人間じゃないから(笑)
アンパンマンワールドに人間はいません。
ジャムおじさんとバタコさんも人間の姿をしていますが、妖精なんです。
ああ、ジャムおじさんLOVE。
※ケン氏の記事ならびに私の記事は完全にネタです。マジ受けしちゃダメ。