初代ウォークマンを開発した伝説の技術者、大曽根幸三氏のインタビューが話題。現在のソニーに対し警鐘を鳴らしている。
今のソニーの大将である平井(一夫、現ソニー社長兼CEO)さんが率いるソニーは、大曽根さんからはどう見えていますか。
大曽根:ずいぶんとソニーも変わっちゃったよね。みんな、やけに失敗を恐れるんだよ。それぞれの事業を担当する大将がそうなっちゃっているから、下の幹部も若手もみんな、及び腰になっちゃう。管理屋が跋扈しているから、こうなったんだろね。
おもしろいスローガンを作って盛り上げるとか、遊び心を大事にするとか、そういうのが全くなくなった。 数字で管理されてばかり。それはそれで大事だけれど、成果主義や結果主義が行き過ぎると、人間のモチベーションは落ちて自由な発想なんてできないし、長いプロセスを経ても作りたいという思いも薄れて、新しいものが出てこなくなるのは当たり前だよ。
荒削りのアイデアでも、技術が分かる専門家ならピンときて、「これはいけそうだ」と分かる。今のソニーにはそういう人がいないから、ヒット商品がずっと出なくて、二番煎じみたいな製品ばかりが増えてしまった。
私はソニーに中途入社して以降、井深さんや盛田さんの近くにいたので、現場に腹落ちする言葉を使って話をする重要性を理解していた。現場の技術者のモチベーションをいかに盛り上げるかという大切さがよく分かったからさ。井深さんはよく、モノ作りの現場に来てさ、 「次は何を作ろうか」っていうのが口癖だったね。この言葉が、一兵卒の技術者としては嬉しくてさ。
「次々に新しいことをやろうぜ」っていう雰囲気ができてないと、現場もそういう意識にはならない。そうじゃないと革新的なものが出てこないよね。新しいものを作るのがメーカーなんだから、やはり、そういうトップが必要なんだろな。
なのになぜ、ソニーは変わってしまったのでしょうか。
大曽根:本当に残念なことで、これに抗うのは難しいんだけど、どうしても会社や組織が大きくなってしまうと、「和」を保ちたがる人が多くなるんだ。異端や斬新なアイデアを、管理が得意な人が潰していく。 最初から「利益率がどうこう」という話ばかりをして、いくら先行投資をしても時間がかかっても、おもしろいものを作ろうという発想がなくなっていく。そんな状態では、斬新なものやおもしろいものは何も作れないよ。
冷静に考えてみてよ。井深さんや盛田さんの時代には、トランジスタラジオやウォークマンが出てきて、岩間さんはイメージセンサーの走りを作った。そして大賀さんはCDなどを世に出した。だけど大賀さんの後のソニーの経営トップはみんな、歴史に残るような製品を何も出せてない。技術が分からないトップが就任すると、こうなるってことだよ。
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/interview/16/031800001/052700007/
メーカーでトップが文系だと糞になるまで読んだ
そもそも家電やITメーカのトップを文系がする自体が不自然なんだよね
金融屋に期待してもムダ。ものづくりを捨てた会社だから
ソニーだけじゃないけどな
文系がバッコすると三菱みたいになる
Xperia見ると本当に無難なモノ作りするようになったなソニー
Appleに学びなさい。
適当に持ってきた部品にロゴ貼り付けてるレベルなら
ロゴなんない方がマシ。
ソニーならソニーを選ばないとダメな理由がないかりぎ
ソニーはなんてありえない。
まあそうだな
どこでも数字だけこねくり回すのが経営になってるからね
社内カンパニー制なんて馬鹿なことやるから
もうソニーは日本に必要ない。 マイクロソフトくらいバカな企業だよ。 もう終了だ。
ソニーは前世紀までの思い出の1ページ
ソニーのタイマーは最高だった
ソニーは、学歴主義に陥ってからダメになった。
最後の採用は80年代後半までだな。
経営者で言えば大賀会長までだ。
事務屋とか技術屋とかじゃなくて、大企業になってから就職してくる連中に画期的なもんは作れないってことだ
ソニーは30年もしたら、金融、不動産屋、製造はせいぜい半導体部分だけだろう。
どこの企業もそんなのばっかりだよ
イノベーションから程遠い
アップルでさえジョブズなきあとは悲惨だしな
20世紀のソニーは奇跡の企業だったと思うよ
MDを捨ててMP3プレイヤーを作れなかった時が一番のターニングポイントだと
思うがな
それをどう捉えているのか聞いてみたい
>>50
ソニーがメモリースティックウォークマン出したのが1999年。
アップルがiPod出したのが2001年。
先に出したが、セキュリティがちがちで使い勝手悪かったとこを
セキュリティ甘かったアップルが一世風靡しただけ。
>>62
しがらみがあったからガチガチに縛らざるを得なかったわけで
ソニーが一世を風靡できなかった結果がすべてだよね
傘下のレコード会社に配慮してダウンロード販売を捨てた。
今のSONYを象徴している。
結局、出井が悪いってこと?
出井が悪い
コイツはクソ
文中では僅かしか語られて無いけど
やっぱ出井がダメだったんだな
>>21
正解です。
出井が社内を練り歩く姿は、白い巨塔の総回診を彷彿とさせる光景でした。
>「技術が分からないトップが就任するとこうなる」
今の日本全体に言えることだね。
数字にも強くない、技術にも強くないくせに技術集団を下に据えたがる糞虫が日本を駄目にしてる。
会社に入れなかった新卒は胸を張れ。
君たちは数字に強いか、、技術に優れた先人達に近い何かを持っていたのだと言える。
だから彼らは恐れて入社させなかったのだ。
>管理屋の跋扈
まさにその通り 能無しの典型
組織の官僚化は日本の大企業が共通に抱える問題。
っていうか、組織が大きくなり、カリスマが引退すると
どうしても官僚化するよな。
>>86
なんやかんやで失敗を恐れずに挑戦できるのは創業者ぐらいなんだろうね
だからこそ企業の新陳代謝が必要なんだろうけど、日本の場合は国民の
生活が企業におんぶに抱っこだからなw
いろいろ終わってんなぁ・・・
この人の言ってること、ジョブスの時のappleがまさにそうだったから、やっぱり昔のSONYはお手本になるような企業だったんだな。
今は詰まらん会社になっちゃったけど。
PSPはiPhoneになれたのに
若い人にはわからんだろうけど、SONYの音響機器は2流だったんだよね。
だけど、ツマミやボタンの操作感、トレーやフタのダンパーの効いた滑らかな動きなんかは
他の日本メーカーにはないものだったんだ。WALKMANの人気もそうしたギミックの高級感にあったと思ってる。
要は、部品の設計や製造の技術、メカトロや部品設計の技術に人気の本質が有った。
メカの独自性がなくなったソニーはただの一流半の家電メーカー。
良くも悪くもWALKMANがSONYの音響機器メーカーとしての最高到達点
品川のソニー本社の横を通って通勤しているが、
あいつら毎晩一階のラウンジみたいなところでパーティーやってるな
いまだに自分たちは最先端の一流企業だと勘違いしているのが痛い
仕事は人並み以下で、文句だけは100倍
こんな奴が上にぞろぞろいて、しかも管理側にいるという恐怖
家電業界は堕ちるべくして堕ちた
冒険する人がいないって言ったって、そういう人ばっかり採用しちゃったんだからしょうがない
>>1
創業者が早稲田と阪大なのに、いつの間にか東大京大ばっかり採用するようになったら、社内が官僚的になるのは必然でしょうな。
記憶力がいいってのは今の社会に居場所は無い。
新しい組み合わせを考える個性が必要なんだ。
大学出ていても、役に立たないのはそこら中に存在する。
>>65
あんた役に立ちそうだなww
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