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 北海道七飯(ななえ)町の山中で28日から行方不明になっている北海道北斗市の小学2年生田野岡大和君(7)の捜索は30日、警察や消防など約130人態勢で続けられたが、午後7時時点で手がかりは見つからなかった。道警は同日、情報を求めるため大和君の写真を公開した。

 消防などによると、この日は、大和君が行方不明になった付近を中心に15キロ四方に捜索範囲を広げ、ヘリコプター2機を投入。道路わきの茂みや周辺の空き家も捜したという。31日も午前6時から同規模の態勢で捜索を続けるが、周辺では雨が予想されている。

 大和君は28日午後5時ごろ、両親から「しつけのため」として山道で車から降ろされた。5~10分後に両親が戻ったところ、姿が見えなくなっていた。両親は当初、「山菜採りの最中に行方不明になった」と説明していた。食べ物などは持っていないという。