「自分の本当の気持ちがわからなくなる」
そういう言葉を見ると「んなことあるわけないじゃん」と本気で思っていました。
じっさいに自分の正直な感情・欲望がわからなくなった
でもね、じっさいにいつのまにか自分の正直な感情・そして欲望がわからなくなりました。
きっかけは誰かの声ばかりに頼ってしまいすぎたから。
自分の正直な感情・欲望よりも誰かがつくった正解・不正解を優先していたので、なにかを判断する時には「このひとがこう言ってたからこれが正しい」と思って決めていました。うん、まずいね。
例えば「田舎暮らしは最高だ!」と自分が尊敬してる誰かが主張したとします。自分は以前までは「都会に住んでいろんな経験をしたい」と思っても、その人が「最高だ!」と言った瞬間に「田舎暮らしは最高だ!」と思ってしまう。自分自身に問いかけもせず他人の意見を優先させる。
「意思弱すぎ!」と思うかもしれませんが、最近のぼくはわりとそんな感じでした。だから自分の本当の思っていることがわからなくなってた。
で、「これはいかんぞ!」と思ったんですね。
自分が正直に思っていることが知りたい。
そのためにはなにをすればいいか、と考えた時にやってみたのが自分の欲望を紙に書き殴ってみるということでした。
自分の正直な感情・欲望が知りたかったので紙に書き殴ってみた
自分の気持ちに正直に、そして「正しい、正しくない」で判断しないように、欲望のまま書いてみました
- 金が欲しい
- たくさんの人と○○○したい
- 俺の歌を聴いてほしい
- ブログで目立ちたい
- 「君の書く文が好きだ!」と言ってもらいたい
- 美味いもんたくさん食いたい
- たくさんライブに行きたい
- 自分の好きなペースで働きたい
- 毎日コーヒーを飲みたい
- 野球したい
- 親に喜んでもらいたい
- しんかんせんにのりたい(!?)
(ケチって高速バスを使うことが多い)
- 外国に行きたい
- もう一度チャリで旅行したい
- ゆっくりと本を読む時間を好きなだけ欲しい
欲望の塊。書き殴ったあとに「ああ、自分はこんなこと思ってたのか」と感じました。
これがぼくの正直な感情や欲望。こんにちは。
金が必要なここに気付いた
「お前そんな欲望だらけな人間だったのか!」と思われても仕方ありません。でも、正しい正しくないで書き殴ったらそう書いてあったんだから仕方ない笑
で、ひとつ気付いたことがあったんですね。
「金めっちゃ必要じゃん」
ぼくは今まで「お金は最低限度あればいいんだ」と思っていたし、このブログでも散々そんなことを書いてきました。給料がたくさんもらえてもしんどさしかなかった工場勤務の経験があるのでそう思うのも事実です。
でも、やっぱりお金が必要。
美味いもんたくさん食うにはお金が必要だし、たくさんライブに足を運ぶにもお金が必要。外国に行くにも、チャリで旅するのも、移動手段になんのためらいもなく新幹線を使うのも、ぜんぶある程度のお金が必要になってくる。
お金ってあったほうがいいんです。
ぼくが「お金は最低限あればいいんだ」と思っていたのは、そういう状況にいる自分を肯定したかったから。お金持ちの生活を羨んでしまうと自分を否定することになる。だからそう主張していました。(そういうことって自分ふくめて結構多い気がする)
だからと言ってまた工場勤務に戻りたいかと言われればそんなことはないです。絶対やだ。
でも、自分が心の底でなにを求めているのか、なんとなく分かった気がしました。
自分の正直な感情・欲望が知りたかったので紙に書き殴ってみたら「やっぱ金って大事じゃん」って思った
紙に書き殴ってみて自分の本当の感情や欲望に気付くことができました。
誰かの声がたくさん聞こえてしまうこの情報社会。
自分の心の中では本当は本心でないことをあたかも本心のようにふるまってしまうことってあると思うんです。
少しでも思い当たるふしがある方は、誰かの常識や正解不正解でガチガチになった頭を一度剥がすためにも、紙に書き殴ってみてはどうでしょうか?
本当の自分の感情に気付くきっかけになるかもしれませんよ。
正解不正解にとらわれず、自分の欲望に正直な人は見ていて清々しい。
そしてブログで目立ちたいから、自分のペースで働けるようになりたいから、「君の書く文が好きだ」と誰かに言ってもらいたいから
今日もこうしてブログを書きます。
以上!世之介でした!
では!