ナスの販売で圧力 公取委が農協に排除措置命令へ

ナスの販売で圧力 公取委が農協に排除措置命令へ
全国一のナスの生産量を誇る高知県の農協が、ナスの販売をほかの卸売業者に委託した農家に対し、不当な圧力をかけていたとして、公正取引委員会は独占禁止法に基づいて排除措置命令を出す方針を固めました。
関係者によりますと、高知県安芸市の「土佐あき農業協同組合」は、少なくとも数年前から、ナスの販売を農協を通さずほかの卸売業者に委託した農家に対し、ペナルティーとして一定の金額を支払わせたり、農協の施設を使わせなかったりして、不当な圧力をかけていたということです。
公正取引委員会は、こうした行為は農協とほかの卸売業者との公正な競争を阻害するおそれがあり、独占禁止法に違反するとして、排除措置命令を出す方針を固めました。
この農協がある安芸市は高知県内でナスの生産が最も盛んな地域ですが、より高い価格で売れたり、決済が早いなどの理由で、農協以外の卸売業者を選ぶ農家が出てきていたということです。
「土佐あき農協」は「担当者がいないのでコメントできない」としています。