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      渕上敦賀市長 規制委は無責任

      渕上敦賀市長 規制委は無責任

      安全管理上の問題が相次ぎ、新たな運営主体を示すよう求められている高速増殖炉「もんじゅ」について文部科学省の検討会が報告書をとりまとめましたが、この検討会の議論を原子力規制委員会の田中俊一委員長が「勧告に沿っていない」と発言したことについて、敦賀市の渕上隆信市長は「とりまとめの段階でこのような発言をすることは、理解できず無責任だ」と批判しました。

      敦賀市にある「もんじゅ」について、原子力規制委員会は去年、日本原子力研究開発機構に代わる新たな運営主体を示すように勧告し、文部科学省の検討会が運営主体に必要な要件だけを5月27日、報告書にとりまとめました。
      敦賀市の渕上市長は、30日の定例会見で、「丁寧な課題の抽出などが行われたと感じている。政府は引き続き、安全確保を最優先に、着実に研究を進める体制を整えてほしい」と述べました。
      一方、今回の議論について、原子力規制委員会の田中委員長が、「勧告に沿った議論がされているようにはみえない」などと述べたことについて、淵上市長は「とりまとめの段階でのこのような発言は理解ができず無責任だ。そもそも勧告内容を説明をする義務を規制委員会が果たそうとしていたとは思えない」と批判しました。
      また、田中委員長が検討会が安全に関する議論をしていないと指摘したことに対して、「規制委員会が安全の確保に必要な施策を一元的につかさどる機関で、規制委員会は自らの責務を省みる必要がある」と述べ、もんじゅの安全性向上に規制委員会が役割を果たしていないと指摘しました。

      05月30日 20時35分