福島県のニュース
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トリチウム 地元意見聞き議論
東京電力福島第一原発の汚染水に含まれる「トリチウム」と呼ばれる放射性物質について、国の専門家チームが、薄めて海に放出する方法が最もコストが安く最短で処分できるとする評価結果をまとめたことについて、
内堀知事は30日の記者会見で「社会的影響も含めて議論を進めてもらいたい」と述べ、地元の意見を丁寧に聞きながら議論を進めるべきだという考えを示しました。
福島第一原発で増え続ける汚染水をめぐり、国の専門家チームは、取り除くのが難しい「トリチウム」と呼ばれる放射性物質についてさまざまな処分方法を検討していました。
その結果、基準以下の濃度に薄めて海に放出する場合が最もコストが安く、処分を終えるまでの期間も最短だとする評価結果を先週、まとめました。
これについて内堀知事は30日の記者会見で「非常にデリケートな問題だ。最も影響を受ける漁業者は、これまで汚染水問題などについて非常に悩み、苦しみながら対応してきている」と指摘しました。
その上で「県民の理解を得ながら慎重に議論を進めていくことが重要で経済的な合理性だけではなく、社会的な影響なども含めて議論を進めてもらいたい」と述べ、地元の意見を幅広く、丁寧に聞きながら議論を進めていくことが必要だという考えを示しました。
05月30日 20時41分