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もう昔の感覚は通用しない? ソーシャル時代の恋愛事情

もう昔の感覚は通用しない? ソーシャル時代の恋愛事情

テクノロジーの発達が変えたのは、ビジネスシーンだけではありません。ソーシャルが発達した現代では、恋愛市場にも大きな変化が見られます。男女のコミュニケーションの取り方から出会いの場、モテる方法まで、以前とは大きく異なってきているようです。過去のイベント・講演のなかから、そんなソーシャル時代の恋愛事情についてまとめました。

スピーカー
株式会社エウレカ 代表取締役 赤坂優 氏
ブロガー/作家 はあちゅう(伊藤春香)氏
Match Group COO ナビン・ラマチャンドラン 氏
PR Job Board

モテるにはLINEでのコミュ力が重要

カップルアプリ「Couples」を運営するエウレカの赤坂優氏が、2015年11月に行われたイベントのなかで、「Couples」の使われ方について語っています(数字はすべて2015年11月時点のもの)。 カップル同士のコミュニケーションの取り方が変わってきていることがうかがえます。 gazou011100472

今10代から20代、日本の人口が2500万人いまして、そのうち恋人がいるのが約750万人。そのなかでCouplesの利用者が240万人になっています。なので、約3分の1。 で、そのうち18歳から24歳に絞り込むと、実に250万人分の140万人ってことで6割がCouplesの利用者になっている。なので、街中に10代の子が歩いてて、2人に1人が「あ、あの人たちコミュニケーションアプリ使ってるんだな」と思ってもらえばいいかなと。
機能については、トーク機能があったり。これは2人だけの空間なので、1日何回も起動するってことで、1日平均70回以上ということで非常にアクティブに起動されてます。 もう1個はカレンダーなんですけど、2人で予定をGoogleカレンダーみたいに共有しあうんですけれど、1日に登録が約5万件あって、未来の予定が1千万件登録されてたりします。 次、アルバムなんですけど、2人でDropboxみたいな感じでイベントの写真を管理できます。1日に約50万枚アップされているので、今のところ累計で1億枚の写真を我々がお預かりしていることになっています。
引用元 恋人とのトークが一番盛り上がるのはいつ? 「Couples」が示す納得のデータ

モテるにはLINEでのコミュ力が重要

コミュニケーション方法が変わると、やはりモテる要素も変わってくるようです。ソーシャル時代は以前に比べて文章力が大事になっていると、はあちゅう氏が指摘しています。 a11b4bb3ba448d1fa402ac3dc62cc91f13

昔よりもコミュニケーション能力が長けてないといけない社会になってきていると思っていて。もう1人で2つとか3つのアカウントをみんなが持っている時代になってきていて。 でもぶっちゃけ、この人のツイッターつまんないなーって思っていたらやっぱり本人もつまんなかったりとか。本人が投影されるんですよ。コミュニケーションも今までだったら会って話せばよかったり電話だけでよかったのが、メールとかLINEのやり取りの方が絶対に今は多いじゃないですか。
すごい印象に残っている出来事があって、ふんわりいいなって思っていた男の人が2人いたときにすっごい嫌なことがあって。「今日は嫌なことがありました」みたいなLINEを(2人に)したんですよ。 Aさんからは「大丈夫?」って「そういうことがあったら俺が守るよ、今後は」って言ってくれたんですよ。もう1人Bさんは「大丈夫? 俺がいるよ」って言ってくれたんですよ。 「俺が守るよ」を見たときは、「守れてねぇじゃねーか」と思ったんですよ。実際嫌な目に合っているし。今後嫌なことがあったときに、またこいつ守ってねぇよってなるはずなんですよ。 でも「俺がいるよ」って言ってもらったときは、「この人がいるから私はまた平穏に戻れる、この人がいればこの先に嫌なことがあっても、いいか」って思えたので、私は俺がいるよって言ってくれた人の方が好きだなって。 (中略) そういうことが今までより、求められている社会にはなっているんだなって。実際にソーシャルを使いこなしている方っていうのは、圧倒的に文章能力が高い人か、リアルに会っても感じの良い人か。やっぱり才能を感じますね。
引用元 「LINE 5往復」で恋愛偏差値がバレる! はあちゅう氏、ソーシャル時代の“モテスキル”を語る

オンラインでの出会いも普通になっていく?

ネット婚活市場で最大の企業であるMatchグループCOO、ナビン・ラマチャンドラン氏によると、すでに北米では結婚する人の3人に1人がオンラインで出会っているのだとか。日本でも徐々にネット婚活を行う人が増えていると言います。 IMG_14901-e1461572631358

デーティングサービスのインパクトは大きく、これらのデータはすべて北アメリカからのものですが、デートして結婚する人の3人に1人は、オンラインで出会っています。かつては5人に1人でした。 過去5年で1,200万人がデーティングサービスを利用し始めています。そして、300万組がデーティングサービスで知り合って結婚しています。北アメリカだけでです。 Matchグループがそれを牽引しています。840万組の交際がデーティングプロダクトで始まっています。300万組の結婚の内、250万組はMatchグループによって北アメリカで実現しました。Matchグループでは毎日7,500万通のメッセージが送信されています。
10年前の北アメリカでデーティングプロダクト利用者というのは、負け組と思われていました。「Match.comをやっている」などと言う人はおらず、オンラインデーティングに対してシャイでした。しかし今日ではそういったことはなくなりました。オンラインデーティングの汚名などもう存在しません。インドや日本でも変化は起こっています。
引用元 「3人に1人がネット経由で結婚」–インターネットで出会うことは恥ずかしくない時代が来た 10年までは考えられないほど、恋愛のあり方も多様化しているようですね。恋活や婚活という言葉が使われるようになって久しいですが、徐々に昔の恋愛テクニックや出会いの方法は通用しなくなってきているのかもしれません。常に新しい手段を取り入れていくことが恋愛市場で価値を保つために重要だと言えそうです。

  
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