★ ご当地カロリー ★
今年の初めに、長崎で「フグ養殖場」「マグロ養殖場」を見学したのは記憶に新しいですが…

そんな産地見学が大好きなDEBUが、今度は製麺工場の見学で滋賀までやって来ました!

これは自分も事務局&メンバーで所属する、フードジャーナリストやグルメブロガーたち、
全31名が集まったチーム「食べあるキング」が始めた食材探求プロジェクトでもあります。

なので、食材探求したいメンバー6名(チーム小麦)で、関西まで突撃しちゃったわけです♪
(上から、すずきBさん、Jaffaさん、はんつ遠藤さん、本谷亜紀ちゃん、小池花瑠奈ちゃん)

というか、常日頃から料理について語り合っている中、和食のベースは「出汁」で、
さらに関西には特有の「出汁文化」があり、だからこそ生まれたご当地グルメこそが、
滋賀県で50年以上の歴史を持つソウルフード、「近江ちゃんぽん」だと知りました。

なので今回の遠征では、そんな関西ならではの「出汁」と、それに使われる「麺」。
これを料理における加工食材として定義して、オトナの遠足気分で食材探求ツアーに!

今回、そんな食べキンのワガママを聞いてくれたのが、元祖・近江ちゃんぽんのお店、
その名も「ちゃんぽん亭 総本家」さんで、今では関西に約30店舗以上もあるほどで…

彦根駅からタクシーで向かっている時に、タクシーの運転手さんと会話してみたら、
「子供の時から近江ちゃんぽんを食べて育った。うちらはラーメンよりちゃんぽん!」
とまで言っていたほどなので、こりゃあ予想どおりの展開に期待でお腹がふくらみます。

まずは、そんな「ちゃんぽん亭」さんの製麺工場を見学させてもらったわけですが…

徹底的に除菌してから工場内に入ると、麺に使うカンスイ&塩水をパイプで通した先には…

麺を作るビッグサイズの機械があり、どうやら製麺業界ではトップクラスに大きいみたい。

近江ちゃんぽんは、長崎ちゃんぽんの麺と違い、ラーメンにも使える中華麺タイプなので…

通常の中華麺の行程とほぼ同じになり、使用するのは小麦粉とカンスイと塩水のみ。

こね機に小麦粉をドサッと入れて、加水率35%でカンスイ&塩水とともにコネコネしたら…

びよよ〜んと帯になって出てきますが、どうやら一度に薄くしようと圧力をかけてしまうと…

麺が破れてしまったりムラができてしまうようで、2.4mm⇒1.2mm⇒1.05mm という…

3段階で麺を薄くのばしていき、最終的には一般的な中華麺の太さくらいにしていきます。

ここからは麺帯を麺線と呼ばれる、いわゆる細い麺の状態にカットしていくわけですが…

カットされたらベルトコンベアのようにオートメーション化されたレーンで流され…

丸められたらビニール袋に4玉ずつパッケージングされ、金属探知機で安全確認したあとに…

ボクサーのように計量チェックをパスしたら、やっと箱詰めされるという一連の流れ!

し、しかし、まだこれでは終わらないようで、肉と同じように「熟成」の行程があり…

冷蔵庫で2日くらい寝かせるようで、こうすることで旨味とコシがアップするみたい。

どうやら熟成は一般的で、どこもある程度、麺を熟成させてから使っているようですが、
麺帯のままで熟成させるところも多い中、麺線で熟成をかけているのもポイントでした。

そんな、「麺」の工場見学を終えて、いよいよ次は関西ならではの「出汁」に移りますが、
世の中的に有名な「長崎ちゃんぽん」とは、まずもって「出汁」の考え方がまったく違う!

スープは和風出汁(長崎は豚骨ベースがメイン)、具は豚肉と野菜(長崎は海鮮も)、
調理方法は手鍋で煮込む(長崎は中華鍋で炒め煮)という、完全に似て非なるもので…

出汁に動物系はいっさい使わず、カツオ節や昆布など7種類の魚介系で出汁を取るので…

【近江ちゃんぽん(700円)】
このように、白濁したスープの長崎ちゃんぽんとは違い、透き通った黄金スープに!

店内カットした野菜を手鍋でひとつひとつ、和風出汁とともに煮込んで作っているので、
スープは上品でコクがあり、それでいてクドさのないスッキリとした香りの癒し系です♪

DEBUはついついカロリーを求めて、豚野菜増し+味玉もトッピングしちゃったら…

なんだかラーメン二郎のようなビジュアルになっちゃいましたが、それでも優しい味で…

この体をホッとさせてくれるスープをより持ち上げる、ムッチリとした麺がナイス相性♪

出汁文化の関西だからこそ、こういった出汁香るスープを中心としたちゃんぽんが生まれ…

50年以上もの間、滋賀県のソウルフードのひとつとして愛されてきたことを改めて実感!

やはり、飲食店を回るだけじゃなくて、生産現場にも足とお腹を運ぶと「発見」があり…

食べキンメンバーも、滋賀まで太りに来て正解!と、思わずガッツポーズをするほど満足。

食欲があり余って、カルボナーラ風のちゃんぽん、その名もちゃるぼなーらも食べたり…

カップヌードルにもなっているご当地グルメに、舌鼓ならぬ腹つづみを打ったのでした♪

そんなわけで、関西ならではの「出汁」と、それに合う「麺」の食材探求は、以上で終了!
どうやら、近江ちゃんぽん発祥のお店「ちゃんぽん亭」が、6/17に水道橋、7/7に銀座にて、
都心に初進出するという情報もキャッチしたので、東京でも癒してくれそうで嬉しいかぎり。

ちなみに、ちょうどテレビ朝日「お願いランキング」がDEBUに密着してた時だったので、
わざわざ滋賀にまでついてきてくれて、この変装姿がTVでも流れたのには笑いました(笑)
食材探求プロジェクトはまだまだ続き、福井でも太ってきたので、それも近日公開します☆
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今年の初めに、長崎で「フグ養殖場」「マグロ養殖場」を見学したのは記憶に新しいですが…
そんな産地見学が大好きなDEBUが、今度は製麺工場の見学で滋賀までやって来ました!
これは自分も事務局&メンバーで所属する、フードジャーナリストやグルメブロガーたち、
全31名が集まったチーム「食べあるキング」が始めた食材探求プロジェクトでもあります。
なので、食材探求したいメンバー6名(チーム小麦)で、関西まで突撃しちゃったわけです♪
(上から、すずきBさん、Jaffaさん、はんつ遠藤さん、本谷亜紀ちゃん、小池花瑠奈ちゃん)
というか、常日頃から料理について語り合っている中、和食のベースは「出汁」で、
さらに関西には特有の「出汁文化」があり、だからこそ生まれたご当地グルメこそが、
滋賀県で50年以上の歴史を持つソウルフード、「近江ちゃんぽん」だと知りました。
なので今回の遠征では、そんな関西ならではの「出汁」と、それに使われる「麺」。
これを料理における加工食材として定義して、オトナの遠足気分で食材探求ツアーに!
今回、そんな食べキンのワガママを聞いてくれたのが、元祖・近江ちゃんぽんのお店、
その名も「ちゃんぽん亭 総本家」さんで、今では関西に約30店舗以上もあるほどで…
彦根駅からタクシーで向かっている時に、タクシーの運転手さんと会話してみたら、
「子供の時から近江ちゃんぽんを食べて育った。うちらはラーメンよりちゃんぽん!」
とまで言っていたほどなので、こりゃあ予想どおりの展開に期待でお腹がふくらみます。
まずは、そんな「ちゃんぽん亭」さんの製麺工場を見学させてもらったわけですが…
徹底的に除菌してから工場内に入ると、麺に使うカンスイ&塩水をパイプで通した先には…
麺を作るビッグサイズの機械があり、どうやら製麺業界ではトップクラスに大きいみたい。
近江ちゃんぽんは、長崎ちゃんぽんの麺と違い、ラーメンにも使える中華麺タイプなので…
通常の中華麺の行程とほぼ同じになり、使用するのは小麦粉とカンスイと塩水のみ。
こね機に小麦粉をドサッと入れて、加水率35%でカンスイ&塩水とともにコネコネしたら…
びよよ〜んと帯になって出てきますが、どうやら一度に薄くしようと圧力をかけてしまうと…
麺が破れてしまったりムラができてしまうようで、2.4mm⇒1.2mm⇒1.05mm という…
3段階で麺を薄くのばしていき、最終的には一般的な中華麺の太さくらいにしていきます。
ここからは麺帯を麺線と呼ばれる、いわゆる細い麺の状態にカットしていくわけですが…
カットされたらベルトコンベアのようにオートメーション化されたレーンで流され…
丸められたらビニール袋に4玉ずつパッケージングされ、金属探知機で安全確認したあとに…
ボクサーのように計量チェックをパスしたら、やっと箱詰めされるという一連の流れ!
し、しかし、まだこれでは終わらないようで、肉と同じように「熟成」の行程があり…
冷蔵庫で2日くらい寝かせるようで、こうすることで旨味とコシがアップするみたい。
どうやら熟成は一般的で、どこもある程度、麺を熟成させてから使っているようですが、
麺帯のままで熟成させるところも多い中、麺線で熟成をかけているのもポイントでした。
そんな、「麺」の工場見学を終えて、いよいよ次は関西ならではの「出汁」に移りますが、
世の中的に有名な「長崎ちゃんぽん」とは、まずもって「出汁」の考え方がまったく違う!
スープは和風出汁(長崎は豚骨ベースがメイン)、具は豚肉と野菜(長崎は海鮮も)、
調理方法は手鍋で煮込む(長崎は中華鍋で炒め煮)という、完全に似て非なるもので…
出汁に動物系はいっさい使わず、カツオ節や昆布など7種類の魚介系で出汁を取るので…
【近江ちゃんぽん(700円)】
このように、白濁したスープの長崎ちゃんぽんとは違い、透き通った黄金スープに!
店内カットした野菜を手鍋でひとつひとつ、和風出汁とともに煮込んで作っているので、
スープは上品でコクがあり、それでいてクドさのないスッキリとした香りの癒し系です♪
DEBUはついついカロリーを求めて、豚野菜増し+味玉もトッピングしちゃったら…
なんだかラーメン二郎のようなビジュアルになっちゃいましたが、それでも優しい味で…
この体をホッとさせてくれるスープをより持ち上げる、ムッチリとした麺がナイス相性♪
出汁文化の関西だからこそ、こういった出汁香るスープを中心としたちゃんぽんが生まれ…
50年以上もの間、滋賀県のソウルフードのひとつとして愛されてきたことを改めて実感!
やはり、飲食店を回るだけじゃなくて、生産現場にも足とお腹を運ぶと「発見」があり…
食べキンメンバーも、滋賀まで太りに来て正解!と、思わずガッツポーズをするほど満足。
食欲があり余って、カルボナーラ風のちゃんぽん、その名もちゃるぼなーらも食べたり…
カップヌードルにもなっているご当地グルメに、舌鼓ならぬ腹つづみを打ったのでした♪
そんなわけで、関西ならではの「出汁」と、それに合う「麺」の食材探求は、以上で終了!
どうやら、近江ちゃんぽん発祥のお店「ちゃんぽん亭」が、6/17に水道橋、7/7に銀座にて、
都心に初進出するという情報もキャッチしたので、東京でも癒してくれそうで嬉しいかぎり。
ちなみに、ちょうどテレビ朝日「お願いランキング」がDEBUに密着してた時だったので、
わざわざ滋賀にまでついてきてくれて、この変装姿がTVでも流れたのには笑いました(笑)
食材探求プロジェクトはまだまだ続き、福井でも太ってきたので、それも近日公開します☆
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