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■就活する君へ

タカラトミー社長 ハロルド・ジョージ・メイさん(52)

 ――日本の就職活動の印象は。

 「個人の個性が見えません。エントリーシートはフォーマットで決まったことを書く。出身大学や成績以外に、何があるのかがはっきりつかめません」

 ――米国との違いは。

 「米国では、ピンポイントで、学生が狙った会社に採用を申し込みます。今はネットですが、以前は手紙を出しました。決まったフォーマットはなく、いかに自分の個性を伝えるかが勝負でした」

 「手紙では、自分ならこれが会社に貢献できる。経験がなくても、こういう知識があるから、例えば法務やマーケティングをやらせてほしいと書くのです」

 ――出席した面接での学生の印象は。