『池上彰のやさしい経済学:池上彰』日本一わかりやすい経済学の本
みなさんこんにちは。
今回おすすめする本は、経済学について書かれている1冊。
小難しいニュースを、日本一わかりやすく説明してくれる男、池上彰さんの著書です。
もともとは、BSジャパンとテレビ東京が共同で制作した、経済教養番組でした。
2011年から2012年にかけて放送されたその番組を、書籍化してまとめたのがこの本です。
全2巻あって、今回ご紹介するのは第1巻。
わかりにくいテーマを、わかりやすく私たちに説明してくれるのが、池上さんですよね。
この本も、これ以上分かりやすい経済学の本はないだろうというほど、理解しやすい出来になっていますよ。
以下、amazon商品説明より一部引用
「お金はなぜお金なのか」「見えざる手によって導かれる経済とは」―むずかしいと思われがちな経済学を、日常生活の視点から眺め、基礎の基礎から解説しました。この1冊で最新ニュースも驚くほど理解が深まります。
本当に、「驚くほど」理解しやすい本になっています。
経済の話は頭が痛くなってしまうなどという方、一生懸命紹介するので、興味を持っていただけると嬉しいです。
内容紹介:経済の基礎を学べる本
前述の通り、全2巻になっています。
この1巻では、
・経済とはそもそも何なのか
・お金とは一体何なのか
・5人の代表的な経済学者と、その主張
・以上を踏まえた上で、貿易のメリットについて
を、テーマに解説しています。
少しだけ、「お金とは一体何なのか」の部分を紹介してみましょう。
みなさんの財布に入っている紙幣。
これって、平たく言うと、紙切れですよね。
だけど私たちは、それを使っていろんな物やサービスを手に入れます。
ただの紙切れに過ぎないのに、誰も疑わず、それを価値のある「お金」として扱っているのです。
まさにこれがポイントです。
みなさんが、この紙を「お金」だと思っているからこそ、「お金」は「お金」でいられます。
どこか不思議な話ですが、これが「お金」なのです。
池上さんがもっと分かりやすい説明をしてくれていますので、気になる方はぜひ。
感想:池上さんのポリシーと実力
あくまで経済学の本なので、難しい単語も出てきます。
池上さんがすごいのは、私たちがつまずくであろう単語をピンポイントで拾い、
その単語について噛み砕いて分かりやすく説明してくれるところ。
どの辺りがわかりにくいのか、どう説明すれば分かりやすいか、知りつくしていなければ出来ない芸当です。
NHKで記者をしていた時期から、どう分かりやすく伝えるかを考え続けていた池上さん。
現在のご活躍もうなずけますね。
実際に、彼ほどわかりやすく時事問題を解説している人を、私は他に知りません。
そんな池上さんが書いた経済学の本です。
政治やお金について興味がある方は、自分の理解を更に進めるためにも、読んでみてはいかがでしょう。
まとめ
本音を言えば、万人にオススメできる1冊です。
高校生からビジネスパーソン、主婦や、ご老人まで。
誰が読んでも理解しやすいように書いてあります。
もはや神業です。
政治経済に興味のない人も大勢いるのは分かっています。
が、その興味のきっかけとして役に立つ本です。
興味のある方にはもちろんですが、興味のない方々にこそおすすめしたい本です。
最後に
最後まで読んでくださりありがとうございます。
今日のオススメ本、いかがでしたか?
こんな時に読む本をお勧めしてほしい。などあれば、コメント等でお知らせください。私、とても喜びます。
読んだ感想などお聞かせいただければ、これもまた、とてもうれしいです。
ぜひ私と、読書体験を共有しましょう。
目的別おすすめ度
自分を高める本:★★★★★ 5
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