GoogleとTwitterが共同開発したAMP(Accelerated Mobile Pages)ですが、現在のところGoogleの検索結果をはじめとして、Gunosyなどのキュレーションアプリやはてなブックマークなどに対応されています。また、Twitterも米国では一部AMP対応のテストをしているようです。

WordPressでも簡単に「AMP」というWordPress.comを開発しているAutomattic社のプラグインを使用すれば簡単にAMP化できるのですが、日本語向けには作られておらず、デザインがイマイチというのが正直なところです。

そこで今回は「AMP」プラグインを使用した上でのAMPテンプレートを作成しましたので無料配布させていただきます。「Simp」というテーマ名で「Simple」と「AMP」を組み合わせた造語です。興味のある方は是非使って見て下さい。

「Simp」のDEMO

「Simp」のDEMO
「Simp」のDEMO

DEMOページ

「Simp」の特徴

  • ftpソフトを使って簡単に導入できる
  • 各種タグに対応
  • アイキャッチ画像が表示される
  • AMPページにシェアボタンも導入できる
  • 関連記事も表示され、またページ下部にはページトップへのリンクあり

対応タグ

以下、「Simp」で対応しているタグです。一般的に使われるタグは一通り対応しています。

  • h2,h3
  • img(キャプションあり)、img(キャプションなし)
  • ul,ol,liのリストタグ
  • blockquote(引用タグ)

「Simp」ダウンロード

ダウンロードリンクはこちら

動作確認

  • WordPress:ver4.5.2
  • AMPプラグイン:ver0.3.2

上記の環境で動作確認済です。

「Simp」利用方法

「AMP」プラグインをインストール

AMPプラグインをインストール
AMPプラグインをインストール

まずは、「AMP」というプラグインをWordPressにインストールして下さい。WordPressの管理画面>プラグイン>新規追加で「AMP」と検索すればインストールできます。インストール後に有効化して下さい。

ftpでテーマファイルに接続

ftpの使い方は使用しているサーバーによって異なりますので各サーバー会社のマニュアルを御覧ください。

WordPressのテーマファイルの場所は、恐らくどのようなWordPressでも同じで、トップ>wp-content>themesのフォルダの中にあるかと思います。使用しているテーマのフォルダを開きましょう。

「Simp」をテーマファイル直下に配置

テーマファイル直下に配置する
テーマファイル直下に配置する
「AMP」フォルダの中身
「AMP」フォルダの中身

テーマファイル直下に「Simp」を配置しましょう。注意して欲しいのがフォルダ名は「amp」にして下さい。

つまり、以下の様な構成になります。

テーマフォルダ
amp
  ├single.php
  └style.php

デザインが適用されたか確認

AMPページはWordPressだと、「http://記事url/amp」で表示されます。任意の記事URLに/ampを追加して表示を確認して見ましょう。デザインが適用されていれば完了です。

利用規約とライセンス

  • ご利用に関するトラブルには一切責任を負いかねます。お守りいただける方のみ、ダウンロード下さい。
  • 動作機能は100%保証するものではございません。WordPressやAMPのヴァージョンによって動作負荷の場合がございます。
  • 当デザインテーマ使用による如何なる不具合やトラブル、損害の責任も負いかねます。
  • 利用前には必ずバックアップをとることをおすすめします。
  • ライセンスはGPLとなっています。