2016.5.30 16:53

日テレ社長、「笑点」昇太らに期待「小気味いい司会ぶり」

日テレ社長、「笑点」昇太らに期待「小気味いい司会ぶり」

新司会の春風亭昇太(手前左)、新加入の林家三平(その右)ら「笑点」の大喜利メンバー

新司会の春風亭昇太(手前左)、新加入の林家三平(その右)ら「笑点」の大喜利メンバー【拡大】

 日本テレビの大久保好男社長(65)は30日、東京・汐留の同局で定例会見を行い、落語家の春風亭昇太(56)が新司会者、林家三平(45)が大喜利新メンバーになった同局系「笑点」(日曜後5・30)に期待を寄せた。

 2人は前日29日の放送で、それぞれ司会者、大喜利メンバーとしてデビュー。桂歌丸(79)の後任となった昇太には「プロデューサーから、非常に柔軟性があり、どんな回答にも対応できる素晴らしい方だと聞いている。テレビで見たが、非常に小気味のいい、テンポの速い素晴らしい司会ぶりだった」と絶賛した。

 三平にも「とても明るくて朗らかで親しみやすい方だと改めて感じた。加入によって新しい色合い、番組のカラーが豊かになっていくのだと思います」と期待を寄せた。

 番組開始から50年出演した功労者・歌丸には、「大喜利メンバーとして司会者として、本当に初回から『笑点』の50年の歴史を支えていただき、育てていただき、ここまで素晴らしい番組に成長させていただき、心から敬意を表します」と感謝した。

 29日の放送は平均視聴率が28・1%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)を記録。現在の放送時間になった1996年4月14日以来、歴代最高となり、「たくさんの方に番組を見ていただいて、御礼申し上げます。その一言に尽きます」。 番組内では今夏放送の「24時間テレビ39」のチャリティーマラソンランナーを林家たい平(51)が務めることも発表されたが、「素晴らしい方にランナーを務めていただくことができてうれしく思う。十分体調を整えて、万全の準備をして臨んでほしいです」と」エールを送った。