受動喫煙が原因の死者数、年間1万5,000人 厚労省調査
フジテレビ系(FNN) 5月30日(月)15時35分配信
受動喫煙の影響で死亡する人が、年間1万5,000人と推計されることがわかった。厚生労働省の研究班の調査によると、非喫煙者で、家族や職場の同僚が喫煙している場合、受動喫煙が原因で死亡する人は、年間1万5,000人と推計されるという。
前回、2010年の調査では、6800人と推定されていたが、今回の調査で、倍増したことになる。
これまで、受動喫煙は、肺がんや心筋梗塞などに因果関係があるとされていたが、前回調査以降、脳卒中やSIDS(乳幼児突然死症候群)にも因果関係があるとされたため、大幅に増えたという。
厚労省は、2020年東京オリンピック・パラリンピックに向け、受動喫煙対策を強化する方針。
最終更新:5月30日(月)15時35分