ルイです。うつ病ひきこもりです。
外に出る気が起きないのできょうもきょうとてベッドに横たわります。こういうときはペットのネコのような自由で元気な暮らしがうらやましくなります。気ままに動き、気ままに食べる。あんな生きざまができたらどんなにいいことか。
昨日の記事のバズについて。驚きと感謝
昨日、このような記事を書きました。
とんでもない数のアクセスとブックマークをいただき、昨日は一日中あわあわしていました。これが世に聞く「バズ」というものか、と肌で感じました。
もう驚きました。本当に驚きました。毎日欠かさず飲んでいた抗うつ薬を飲み忘れたくらい驚きました。当たり前ですけれど、ブログというものはネットに発信され、誰かの目に触れるものなのだと実感しました。
はてなブックマーク、ビークマ、ツイッター、フェイスブック、スマートニュース…たくさんのメディアからこの記事は拡散されていきました。自分のリアル用のSNSアカウントにこの記事が回ってきたのを見た時は、思わずめまいがしました。ネット社会ってすごい。
ブログでもブクマでもたくさんのコメントをいただきました。ありがとうございます。お時間をいただいて記事を目にしてくださったこと、感謝しております。言及もしていただけました。
たくさんの言葉に触れ、たくさんのことに気づかされた一日でした。
ブログの向こうには人がいる。昨日ほどそれを如実に感じた日はありませんでした。
これからもこの調子でブログがんばります…いや、がんばりませんけど、好きなことを好きなように書いていきますので、気が向いたら目を向けてやっていただけるとうれしいです。
規定のレールを外れる恐ろしさ
うつ病で休職中のわたしは、いわば社会不適合者です。
これでも必死でやってましたが…社会復帰しようしようと何度も繰り返してきましたが、うまくはいきませんでした。体調を崩しては寝込むの繰り返し。今までの人生では、行き詰まったことは努力と根性でどうにか切り抜けてきました。だけど今回のうつ病は難しかった。
やれる限りのことはやっていますが、なかなかうまくいかない。最善の手は復職ですが、正直復職した後もどうなるかはわかりません。先のことをあれこれ想像してもどうしようもないとはわかっていますが……。
規定のレールから外れた人生を歩むのは初めてなので、けもの道を手探りで歩いているような気分です。どうやったら線路に戻れるかわからず右往左往しています。
わたしはけもの道をズカズカと突き進めるほどの根性も度胸もないので、できればもともと歩いていた道に戻りたいんです。そのための努力は惜しんではならないと思っています。
社会不適合者だけど生きていかなければならない
わたしの人生は続きます。人生詰んだとかレール外れたとかぐちゃぐちゃ言ったところで、わたしはまだアラサーですし、おばさんになってからも、おばあさんになってからも、生きているかもしれません。そのときにどんな風に生きていたいかを、わたしは考えなければなりません。そこから逃げたくないんです。
人生は続きます。わたしは別に20年そこそこで人生を終えたくありませんし、働かずに生きていきたいわけでもありません。どんな未来になるかは想像つきませんが、自分の人生は自分で切り開いていくほかありません。誰に何を言われようと、自分が行きたい場所は、自分で決めなければなりません。
自分の欠陥も含めて開き直って生きていきたい
これまでわたしは自分の長所だけを見るようにして生きていました。自分の欠点には目を伏せて、コンプレックスを隠すように過ごしていました。しかし、それは自分が見たくない現実から目をそらしているだけにすぎなかったんです。
自分の欠点を否定して、「こんな短所がある自分は自分らしくない」と考えて、必要以上に自分を飾りたてるようにしていました。
他人に期待されるような自分を演出しようとがんばりすぎて、エンジン故障を起こしてしまったんだと思います。
今後のわたしは、どんな生き方をしていくにしろ、「短所も含めて自分なんだ」と開き直っていくつもりです。うつ病だろうと、社会不適合者だろうと、「だからどうした!それが悪いか!文句あるか!!」と開き直れるくらい、自分で自分を受け入れられるようになりたいです。
自分が一番の自分の支援者になれるように。いいところも悪いところも全部ひっくるめて自分とはこういう人間なんだ、それでいいんだ、と思って生きていけるようになれば、こんな不器用なわたしでも、もう少し生きやすい人生に近づくと思っています。
とりあえずわたしは、今後もトライアンドエラーを続けていきます。昨日の記事であきらめた結婚もろもろはさておき……まずは自分の心身の療養と、社会への復活をめざして、ちょっとずつ前進します。心の整理にいつも役立ってくれているこのブログも書き続けます。
日々の進みは目に見えないほど小さなものかもしれませんが、いつか振り返ったとき、今の時間が大切なものだったと思えるようになりたいです。
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