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【芸能・社会】

勘三郎さんに届け!!孫の晴れ姿 思い出の地・松本で親子田植え

2016年5月30日 紙面から

田植えを行った(左から)波野哲之くん、中村七之助、波野七緒八くん、中村勘九郎=松本市で

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 歌舞伎俳優の中村勘九郎(34)、中村七之助(33)らが29日、長野県松本市島内で「二人桃太郎記念 田んぼアート」田植えイベントを行った。

 来年2月の東京・歌舞伎座「門出二人桃太郎」で勘九郎の長男・波野七緒八くん(5)が三代目中村勘太郎、次男・波野哲之くん(3)が二代目中村長三郎として初舞台を踏むのを記念したプロジェクト。2人の祖父・十八代目中村勘三郎さんと親交のあった俳優の永島敏行(59)が提案。色の異なる9種類の稲を使い、“二人桃太郎”と“鏡獅子”の絵を描く。

 2008年から「信州・まつもと大歌舞伎」を始めた勘三郎さんを慕い、地元ボランティアら約700人も参加。勘九郎は「父が愛した松本の美しい地に子どもたちの初舞台と父が田んぼになっています。心が震えるほど感動してます」と感涙。哲之くんは途中で寝てしまう場面もあったが、七之助は「(今日のことを)2人に一生言います」と誓っていた。

 永島が「午前中に雲の一部分だけ七色になる不思議な虹を見た。勘三郎さんも見に来てくれたのかな」と話すと、勘九郎は「よくやるんですよ、父はそういうの」と懐かしんだ。

 

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