2016年5月30日15時00分
大阪府河内長野市で29日、ワンボックス車が府道からダム湖に転落して5人が死亡、1人が重体となった事故で、転落現場から南に約300メートル手前の府道で、転落したとみられる車がすでに中央線を越えて走行している様子が防犯カメラに映っていたことが、捜査関係者への取材でわかった。府警は現場にブレーキ痕が確認できないことから、運転に問題があった可能性もあるとみて自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致死傷)容疑で調べる。
捜査関係者によると、カメラは地元の自治会が不法投棄を監視するために、現場から南に約300メートル離れた神社に設置されていた。
現場は幅7メートルの片側1車線の府道で、ワンボックス車は対向車線を越えて道路脇の高さ19センチの歩道に乗り上げ、約15メートルにわたって鉄製のフェンスをなぎ倒し、約10メートル下のダム湖に転落したとみられている。歩道には数メートルにわたって車がこすったような痕が残っており、府警は、現場の約20メートル手前で車が右にカーブしたとみている。
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