世にも奇妙な物語の「美人税」というお話を観ました。
美人は人より多くの税金が取られることになる世界の話です。
主演は佐々木希。
あらすじと、もしも私が~だったらという妄想を書きます。
物語のあらすじ
佐々木希は美人でちやほやされていました。
仕事のミスで他の人なら上司から怒鳴られることでも彼女がやったことだと何も言われることはありません。
同じ食べ物を頼んでもサービスがついてきます。
そのことを彼女は生まれたときから違和感なく、自然と受け止めていました。
しかし、ある日、美人税というものが出来てしまいます。
政府は財政不足のため苦肉の策として、「美人は良いことばかりなのだから増税しよう!」という法案を通してしまうのです。
国民は受け入れてしまいますが、増税されてしまった美人たちは納得がいかずに、デモを起こします。
佐々木希もデモを筆頭に起こしていたのですが、役所の人に「このデモをしている人たちの中で美人税20%も払っている人はあなただけだ。あなたは特別だからだ。国によって美人と認められてしまった」と言われたことで発想を変えて、気分が良くなってしまいます。
それからというもの飲食店で税率が高くても、「美人だから仕方ないわよねぇ、美人の宿命よねぇ♪」とどこか自慢げ、嬉しそうな様子です。
しかし同じ会社の秘書課の女性が美人税が25%ということを知ります。
芸能人は20%と言われています。
いつの間にか美人税の高さがマウティングとして女性同士の比較、戦いの指数になっていました。
ライバル意識を燃やした佐々木希は、より美人に磨きをかけて30%になります。
当たり前ですが、、より生活は厳しくなります。
そして会社は美人税によって負担がかかるためコストダウンとして彼女をクビします。
その上、お母さんは亡くなってしまいます。
遺産の話になるのですが、お母さんも同様に美人で、娘の佐々木希も美人税があるので、二人を合わせると、遺産は赤字、相続をしたら借金になってしまうことを伝えられてしまいました。
落ち込んでいたらバーで出会った男性の入れ知恵で不細工のふりをして、美人税を免除してもらいます。
しかし、その男性は結婚詐欺師で芋づる式で美人税を脱税した容疑で警察にばれて、つかまります。
牢獄で出会った女性から諭され、佐々木希は外見ではなく、心も美人になろうと決意します。
二年が経過して刑務所から出ますが、その間に美人の定義が変わり、これまではブスと言われていた女性が美人になり、美人と言われていた女性が不細工なってしまっていました。美人の価値観が変わってしまっていたのです。
このお話を観ていて、いくつか妄想をしました。
もし私がオシャレな街の支配者だったら
オャレな街。
たとえば中目黒。
他にもオシャレといわれる街はありますが、いざ行ってみるとお洒落とはいえない人たちもいます。
また近辺に住んでいる人たちがお洒落とは限りません。
今となってはお洒落な街でも昔は違っていたのかもしれませんが、身なりを気にしないような年配者がお洒落な公園を占領していることもあります。
私はその街の支配者!!
このままではお洒落な街としてのブランドが下がってしまいます。
ブランド価値を守るために街のボス、責任者である私は、「おしゃれじゃない人は増税してしまえ」と命令するのです。
街を歩いている人が身なりに気を遣っていないようだと、歩きタバコのように罰金を取るのです!!
これによってお洒落に自信のない人は私の街を歩くことすらできません。立ち入るつもりもなくなるでしょう。
住民に対しても身なりに気を遣わない連中には、「そこの家は潰してしまえ!!この街から追い出すんだ!!!」と容赦なく実力行使に出るのです。
鞭ばかりではありません。
飴として住民にはお洒落をするためのお金を配ります。
私の街の洋服屋、美容室のみで通用する仮想マネーを配ります。
お洒落大会も行い、上位の者は無税、そしてマネー、高額な商品をプレゼントします
こうして私の街には我こそはお洒落キング!お洒落マスター!と自負する自信家のみが集まるようになるのです。
我が街の成長は止まりません!!ノーストップ!!!
もし私が会社の社長なら
もし私が会社の社長なら美人税によって法人として負担になったとしても、あえて美人を雇います。
むしろ彼女たちの個人的な美人税も負担します。
狙いとしては、新しく出来た法案であって撤回の可能性があるからです。
他の国では例がなく、世界中から抗議を受けて、日本政府のことだから法案の撤回をする可能性を考えて、先に進んで美人を庇い雇おうという思惑です。
きよ「美人に何の罪があるのだ!美人であることが罪なのか!!美しいというだけで我々に希望を与えてくれる、それが美人ではないのか!こんな美人税などというのは間違えている!!l政府の横暴だ!!!彼女たち美人の税は私が代わりに負担する!!我が社の美人は当社で税を負担しよう!!!」
こうして我が社は世界中に知られる存在となるのです。
多少高く費用はつきますが、宣伝効果は抜群です。
そして時流の流れとして政府が撤回したら、私や会社は正しかったとさらに尊敬され、お客様、そして優秀な人材が入ってくれることでしょう。
さらに法案を撤回しただけで終わらせるつもりはなく、これまでに負担した税を政府に払ってもらうために訴訟も行います。
法案を撤回した今となってはきっとまわりも応援してくれるはずです。
我が社の人道に基づく姿勢と美女により取引先とはスムーズにいき、我が社は急成長をします。
そしてなにより美女に囲まれた私にとって楽しい生活がはじまります。
単純な男だと美人とだけで異性として、さらに言うと性的なものとして見る人もいますが、必ずしも男性全員がそうではありません。
わたしは空を眺めたり、美術館にいくと心が洗われるような感覚になります。
美しい人もそばにいるだけで眺めているだけで美術品を収集している資産家のような気持になるでしょう。
あるデータで会社に美人がいるだけで男性の労働意欲、効率が上がるというものがあります。
事実はさておき、愛嬌が良いのだとしたら美人がいると、やる気が違ってくるかもしれないなと思います。。
男性社員の潜在能力を引き出し、そして美人は美人がまわりにいることで良い意味でさらに磨きがかかり美人になるのです。
我が社の成長は止まりません!!ノーストップ!!!
私が総理なら。
もし私が総理なら逆に「美人は減税する。」法案を通します。
不細工の増税はかわいそうなので、美人は減税のみにします。
その他にお特典をつけます。
家賃補助または免除、美人点数によって減税率は変わります。
それは日常の買い物のみならず、マンション、株なども含みます。
この法案によってどうなるのか、それは美人は減税される、メリットがあると分かれば、親は自分の子供を美人にさせようと努力します。
本人も美人になろうと努力するでしょう。
会社も法人税として美人を雇うとコストダウンになるので、より美人を雇うことに力を入れるでしょう。
それどころか会社にいる女性に美人になってもらうためのケア、サービス、努力もすることでしょう。
そうしていくにつれて私の国は美人だらけの国家になります。
これは女性だけではなく、男性も同様でいいです。
男女差別だ!!という声を潰すのと男性も見てくれが悪いよりは良い方がいいでしょう。
そうして男性も女性もより美しくなろうとすることで、美しい人ばかりいる国へとなるわけであります。
我が国の成長は止まりません!!ノーストップ!!!
最後に
皆さん、私に街の支配者を、社長を、総理をやらせてみませんか?
わたしの成長は止まりません!!ノーストップ!!!
これでお話を終えます。
最後までお付き合いありがとうございました。