山林に「置き去り」男児の捜索続く 北海道

山林に「置き去り」男児の捜索続く 北海道
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北海道七飯町の山林で28日、行方が分からなくなった7歳の男の子について、警察などは、30日も範囲を広げて捜索を続けています。男の子の両親は「しつけのため山に置き去りにした」と話しているということで、警察などが発見を急ぐとともに、当時のいきさつについても調べています。
行方が分からなくなっているのは、北海道北斗市の小学2年生、田野岡大和くん(7)です。警察によりますと、当初、男の子の両親は、28日の夕方、七飯町の山林で山菜採りをしていた際にはぐれたと説明していましたが、その後は、「当日の午後5時ごろにしつけのため車から降ろして山に置き去りにした。直後に戻ったが見つけられなかった」と話しているということです。
警察と消防は、30日もおよそ130人の態勢で半径5キロ以上の範囲に広げて捜索を続けていますが、今のところ男の子は見つかっていません。男の子は胸にアルファベットの文字が入った黒の上着に紺のジャージーのズボン姿で、赤の運動靴をはいているということです。食料などは持っていないということです。
警察などは引き続き発見を急ぐとともに、当時の詳しいいきさつについても調べています。