蹴球探訪
奇跡の初優勝見えた レスター・岡崎が激白「試合後はいつも悔しい」(4月27日)
【プロ野球】坂本劇弾 巨人連敗ストップ2016年5月30日 紙面から
◇巨人2−1阪神巨人が連敗を7で止めた。3回に重信の適時打と坂本の10号ソロで2点を先制。高木が7イニング3安打1失点で4勝目。沢村は12セーブ目を挙げた。阪神はメッセンジャーが8イニング2失点と粘ったが、打線が4安打で1点と援護できなかった。 巨人が7連敗の長いトンネルを抜けた。1点のリードを高木からマシソン、沢村へのリレーで守り切った高橋監督は「快勝ではなかったけど、ことしはなんとかこういうゲームをものにするのが多い。今日のような試合を取れて良かった」と胸をなで下ろした。 この日はクルーズが左足首痛で欠場、今季初めてスタメンから外国人の名前が消えた。4番・長野、二塁には脇谷が入る新打線で連敗阻止を試みた。まずは代役がきっかけをつくった。3回1死、その脇谷が右へ二塁打して、続く重信の中前適時打で先制のホームを踏んだ。 これに主役が続く。重信の走塁死で2死無走者となったが、坂本が左中間に10号ソロを打ち込み、主将の貫禄を見せつけた。本拠地での伝統の一戦、瀬戸際で3タテを免れ、坂本はヒーローインタビューで「なかなか勝てなかったので、本当にホッとしています」と笑顔を浮かべた。「フェンスを越えるかどうかと思いましたが入って良かった」と話し、高橋監督は「軸としてリーダーとして、期待通りといえば期待通り。まだまだ求めるものはたくさんある」とさらなる貢献を望んだ。 長期連敗のまま交流戦に突入するのと、止めて気分一新で臨むのでは士気に関わる。右肩痛で2軍調整していた阿部も復帰する。指揮官も「気持ちの面ではだいぶ違う」と明言。今季、巨人の交流戦はすべてドームで行われるため、基本的に中止はない。8日前までは首位にいた巨人ナインは腹を据えて、3週連続の6連戦に立ち向かう。 (園田佳子) PR情報
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