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■岸田文雄・外相

 核軍縮に向けた国際的な機運がしぼんでいると言われている中にあって、今回の(オバマ米大統領の広島)訪問は、唯一の核兵器使用国と戦争被爆国の首脳が、核兵器のない世界に向け力強いメッセージを発信した。しぼんだ機運を再び盛り返す、まさに反転攻勢に転ずるきっかけになったものと考えています。

 この訪問がゴールではありません。これから核兵器のない世界に向けて、政治家の立場から、具体的に、現実的で実践的な取り組みを進めていかなければならないと思います。

 「是非一緒に、取り組みましょう」という、(オバマ大統領と言葉を交わした被爆者の)91歳の坪井(直)さんから力強い言葉がありました。我々も是非、一緒にがんばらなければいけない、強く思います。(27日、広島市で記者団に)

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