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■山口那津男・公明党代表

 オバマ大統領が現職大統領として、原爆を投下した国のリーダーとして、被爆地の広島を訪問したこと自体が、歴史的に大きな意義がある。被爆の実相を見て感じ取る機会を現職の大統領が持たれた。そのこと自体を私は歓迎をしたい。

 今日を一つの重要な歴史的転換点として、核のない世界を目指して共に歩んでいきたい。生涯忘れられない重要な出来事として、私自身の胸にも刻んでおきたい。

 核保有国であり、原爆を投下した国であるアメリカとして、核なき世界を目指すことは、オバマ大統領の前には想像もつかないことだ。こうした発信をしたこと自体が人類の歴史に大きな足跡を残すものだ。その決意を継続し、新たな方向に進もうとしていることをしっかりと受け止めることが大事だ。(国会内で記者団に)

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