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この愛善荘で自称陰陽師の安倍秋成がなんの祭儀をしているのかというと、松浦茂樹という人物から酒を譲り受け、これを愛善荘の神前に奉納したのだそうだ。この場に居合わせた愛善荘の職員からのコメントである。
この事実に関して大本信徒連合会事務局長、伊藤◯之氏に尋ねると、 「それは連合会には関係ないことです。出口家個人がされたことではないですか？私は知らないことですね。」 との返答だった。本当かどうか裏付け調査すると、その場に居合わせた愛善荘の職員から、事務局長伊藤氏は当時、その時、その場にいたと証言されたのである。つまり、事務局長の言葉は嘘だったのだ。 この嘘で特に注意したいのは、出口家の個人的なこと、ということに話を振ったことである。つまり、連合会は関係ないと。では、この事務局長は出口春日個人に責任を押し付けるというわけか。これはおかしな論理だ。出口春日と連合会が関係ないかのような論理は不整合と言わざるを得ない。連合会と出口家道統は常に協働体制である。道統を守るための連合会であるし、また、彼らに守られてきたのは道統なのである。この問題の祭儀に愛善荘職員が参加している事実関係がありながら、それを分離するかのような論法に終始するなどあり得ない話ではないか。 道統の春日を切り離してでも、連合会を守りたかったというわけらしい。あるいは春日個人が呼んだといえばそれ以上は追及されないだろうとでも思ったわけか。 |
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