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【芸能・社会】夏目さん「瀬戸内少年野球団」 武井咲主演でテレ朝SPドラマ化2016年5月30日 紙面から
女優の武井咲(22)が今秋放送予定のテレビ朝日系ドラマスペシャル「瀬戸内少年野球団」で主演する。伝説の女優・夏目雅子さんがヒロインの小学校教師を演じた昭和の名作映画をリメイク。初の教師役に挑んだ武井は、「ただただ夏目さんが美しくて…この方の役をやる緊張感はものすごいものでした。子供たちの頑張りに引っ張られて最後までやり通すことができました」と撮影を振り返った。 ドラマは敗戦直後の淡路島を舞台に、野球を通じて生きる力を取り戻していこうとする人々の物語。武井が演じる中井駒子は戦後の混乱ですさんでいく子どもたちを心配し、夢や希望を持つ力を与えるため野球を教える心優しい教師だ。 武井が出演したSF映画「テラフォーマーズ」が子役たちの間で話題になっていたこともあり、撮影現場では「映画や学校の話、好きな子の話などをずーっとしていた。先生と生徒じゃなくて、私と子どもたちの中でできたチームワーク。撮影以外でも『駒子先生』って呼んでくれて、すごくうれしかった」とすっかり意気投合した。 地方ロケで撮影した試合のシーンでは武井もユニホーム姿で登場。「子どもたちが頑張って野球をしている姿は、役を通り越して本当に胸を打たれた」と語り、クランクアップの際には感謝を込めて子どもたち一人一人に違う内容の手紙を書いて手渡した。 少年野球団の紅一点で海軍提督の娘・波多野武女を演じるのは、人気子役でフィギュアスケート選手としても活躍する本田望結(11)。初共演の武井に「どこから見ても先生!」と驚き、武井も「望結ちゃんは子どもの形をした大人」と感心していた。 夏目さんの連ドラデビュー作「すぐやる一家青春記」(77年、TBS系)の制作にも携わった森田光則プロデューサーは「夏目さんの初々しさは今も記憶の中にある。当時の若い女性や小学校の先生を演じるとしたら武井さんしかいない」と起用理由を説明した。 <映画「瀬戸内少年野球団」> 昭和を代表する作詞家、阿久悠さんが1979年に発表した自伝的小説が原作。84年に篠田正浩監督、夏目雅子さん主演で映画化された。翌85年に27歳で亡くなった夏目さんの遺作となり、俳優渡辺謙(56)の映画デビュー作としても知られる。郷ひろみ(60)、岩下志麻(75)、島田紳助、伊丹十三らが共演した。 PR情報
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