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“修造門下生”石井大裕アナ、バレー五輪切符獲得なら“涙のリポート”も

バレーボール世界最終予選で応援キャスターを務めるTBS石井大裕アナ
バレーボール世界最終予選で応援キャスターを務めるTBS石井大裕アナ。事前の取材現場ではコートに熱視線を送る(TBS提供)
Photo By 提供写真

 リオ五輪への切符をかけたバレーボールの世界最終予選が14日から東京体育館(東京都渋谷区)で開幕する。この大会はTBSとフジテレビが共同放送し、日本戦全戦を生中継。熱戦がメインなのはもちろんだが、中継で注目したいのが、応援キャスターを務めるTBS石井大裕アナウンサー(30)の力のこもったリポートだ。

 石井アナはスペシャルサポーターのSexy Zone、フジテレビの宮澤智アナウンサー(26)とともに観客席に設けられた応援席から会場の雰囲気を伝えるほか、日本と対戦チームを取材してリポートする。TBSだけでなく、フジテレビの中継にも登場する。

 テニスで松岡修造の門下生だった石井アナは、これまでにはない個性が魅力の男性アナ。「あさチャン!」(月〜金曜前5・30)のスポーツコーナーを担当し、番組の中でVTRを伝えながら、選手や周囲の人々の気持ちに感動して涙したり、号泣しながら現場の様子を報告することも。その姿に共演者がもらい泣きする時もある。一方で、局の番組紹介では明るい存在感を放つ。「第11回好きな男性アナウンサーランキング」(15年12月オリコンスタイル発表)で「男性が選ぶトップ10」の9位に入った。飾らない人柄と懸命に伝えようとする姿が男性視聴者の心をつかんでいるようだ。

 開幕を前にした世界最終予選の取材では、東京体育館で事前練習を行う各国の選手の動きに熱い視線を送り、得意の語学を生かして精力的に動く姿があった。大一番を前に石井アナの表情も引き締まる。「選手たちは覚悟を持って戦っています。だからこそ私も覚悟を持って中継していきます!世界との熱い戦いを全力応援します!」と意気込んでいる。

 今回は日本の五輪出場権獲得を伝える涙のリポートがあるかもしれない。本人は「そうですね。涙が出て来ちゃうかもしれません。うれし泣きしたいです」と話している。全身で伝える石井アナの姿で、画面から会場にいるような熱い空気が感じられそうだ。(記者コラム)

[ 2016年5月14日 15:50 ]

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