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【舛添知事釈明会見三たび(3)】
追及続ける報道陣に「ありがとうございます」、そのワケとは…
《東京都の舛添要一知事に対する報道陣の質問が終わる様子はまったくない。質問の内容は、弁護士による調査の具体的な方法に及んだ》
--調査のやり方について確認だが、さまざまな報道で疑念疑惑が出ているが、弁護士は収支報告書を一件一件確認するのか、報道を受けた形で調べているのか
「たくさんの疑念が呈されました。その疑念全てにお答えするということで、そういう意味で一件一件収支報告書についても当たっていくということをおやりになっていると思います」
--報道に上がっていないことについては、調査対象にはなっていないのか
「優先的に疑念を呈されているものから、やっていくということだと思います」
--弁護士は本業の仕事もあると思うが、知事の調査に専任するのか
「細かい点はどういう形になるのか、全く面識がないので存じ上げません。もちろんアシスタント的な方を使ったりとか、それは一日も早く出すために先生のご判断でなさるのだと思っています。完全にお任せしています」
--道義的・倫理的なところは弁護士だけで判断してよいのか、他の専門家をメンバーに組み入れるのか、最終的にはどう判断するのか
「おそらく弁護士の方々もおっしゃってくださると思います。そして議会がありますから、都議会の先生方のご質問に対して誠実にお答えしていきたいと思っています」
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