https://twitter.com/mas__yamazaki
ガーディアン紙の伊勢志摩サミット報道。
http://bit.ly/1Ub8Of8
「各国首脳の国家主義的神社への訪問に対する懸念」「安倍とほとんどの閣僚は神道政治連盟のメンバー」
日本会議や靖国神社問題との関連にも普通に触れている。
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ザ・タイムズ紙の伊勢志摩サミット報道。
http://bit.ly/1RyHkhN
「G7首脳が日本で神社に訪問しないよう宗教指導者や宗教学者が警告」
「伊勢神宮は日本の平和主義憲法を変える運動を進める国家主義者に繋がる大きなリンク」
ロイターのサミット報道。
http://reut.rs/1OSQsOr
「安倍首相はG7サミットに先立って神道の聖地を参拝」「戦争中の日本の指導者は国家神道イデオロギーを戦争遂行に利用したが、戦後の平和主義憲法は国家と宗教を分離した」
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G7首脳の伊勢神宮参拝をめぐっては、政府内で政教分離の原則の観点を懸念する声もあったが、伊勢神宮に代表される日本の精神文化や心をより深く理解してもらう目的であることから、原則には抵触しないと判断した(産経)
http://bit.ly/1WQFUHx
誰が判断という主語がない。
「政府は外国人観光客の獲得にも力を入れており、G7首脳の訪問で伊勢神宮の知名度が上がる効果も期待している」
確かに、エコノミストやガーディアン、ザ・タイムズ、ロイターなどのメディアが「伊勢神宮の国家神道での政治的役割」という政治的側面を報じたので、知名度はアップしたと思う。
「伊勢神宮には歴代首相が毎年正月に恒例として参拝しており、安倍首相は第2次政権発足後、4年連続で参拝している。安倍首相は、各国首脳との参拝を前に別途、個別に参拝も行う予定だ」と産経は誇らしげに書いているが、宗教学者から「憲法違反の疑い有り」と指摘されている事実は報じない。
海外メディアは当たり前のように「神道政治連盟と神社本庁、日本会議と繋がりの深い安倍晋三首相がサミットを国家神道の復権という『裏の政治目的』に利用している」と事実をドライに指摘しているが、それを踏まえた上で日本の大手メディアのサミット報道を見ると「報道ごっこ」をしているのかと思う。
フォーリン・ポリシー誌の「日本の報道の不自由と沈黙」を扱う記事。
http://atfp.co/1U25MtO
安倍政権下で「政府に批判的な報道が消える状況」を詳しく報じている。
「忖度」という言葉に正しく該当する英単語は無いという。
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物事の核心に少しでも迫りたい、どんな力学や構造で世界が動いているのか知りたい、という知的欲求がひときわ強い職業の一つがジャーナリストだと思うが、日本の大手メディアは急速にそんな世界から離れている。
正社員という椅子を死守するために、知的欲求よりも社内の力学や構造への適合を優先する。
サミットで国家神道の中心「伊勢神宮」訪問はなぜだ? 安倍首相が改憲と戦前回帰を目論みゴリ押し(リテラ)
http://bit.ly/1Wq2gj9
「官邸から各国首脳の伊勢神宮参拝を実現させろ、と至上命令が下っていて、外務省は各国政府と交渉を続けていたようです。当初はファーストレディだけが訪問する、という回答だったのですが、官邸は『首脳本人に参拝させろ』と頑としていうことを聞かない。必死で働きかけた結果、正式参拝はやはり、政教分離に抵触すると拒否されたが、各国首脳全員が内宮の『御垣内』にいき、自由に拝礼するということをなんとか承諾してもらった(外務省担当記者)」
「開催国特権とどさくさに紛れて、戦前・戦中の『神国日本』復活を国際社会に認めさせようとする行為としか思えない」
「神社本庁はこのサミットを大歓迎している。機関紙『神社新報』を見ると、伊勢志摩サミットを機に勢力拡大につなげようという意識が垣間見える」
政治利用。
リテラの記事(
http://bit.ly/1Wq2gj9 )には、サミット開催地が不自然な形で伊勢志摩に決まった経緯にも触れている。
「ポイントは昨年1月5日、安倍首相が閣僚らとともに伊勢神宮を参拝したときのこと」「安倍首相が『ここはお客さんを招待するのにとてもいい場所だ』と口にした。これを聞いた首相周辺が、同行していた鈴木英敬三重県知事に『サミット候補地として立候補すればいい。いま直接、首相に伝えるべきだ』と進言したという。そして、鈴木知事が『今から手を挙げても間に合いますか』と訊くと、安倍首相は『いいよ』と即答したという」
「鈴木知事はもともと経産省の官僚だが、第一次安倍政権が発足した際に内閣官房に出向し、参事官補佐という肩書きで教育再生を担当。08年に経産省を退職し、翌年、自民党から衆院選に出馬(落選)しているまさに安倍首相の子飼いと言っていい存在だ」
「また、鈴木知事は神社本庁とも非常に深い関係にあるという」
>Yukiko Furuya 「神道主義者の安部が世界の首脳を国家主義的宗教施設に連れてくのは神道政治連盟など自身の宗教的保守主義に利用すりため」ガーディアンの目はごまかせませんね。。。
https://t.co/Rq1WxXu2Cy
>中野毅 この記事では、安部首相の意図を明確に指摘。神道政治連盟や日本会議との関係にも論究。マリンズ氏のコメントも。歴代首相の宗教利用を越えている
>島薗進 産経の記事
https://t.co/arxF4F7PdN でだいたい分かりますが、明らかに宗教行事として進めています。「姑息」ですね。@ts_nakano 外務省はあくまで「訪問」で「参拝」とは書くなと、メディアにブリーフィングしてたという。常に姑息。実際にはどうしたのか?
>島薗進 「御垣内参拝」はそれ自身が「 」つきで「正式参拝」。しかし、「二礼二拍手」は求めないので通常の正式参拝とは違うという疑似論理。だが、実質上、G7首脳に「参拝」を求めました。神道行事をサミット公式行事に持ち込み、多額の費用を投じたのは、憲法違反の疑義があります。@ts_nakano
>島薗進 G7首脳の伊勢神宮「訪問」(参拝?)の政治性の吟味はエコノミスト紙初め英国メディアが鋭い。The Times
https://t.co/Zy6zfbGrS2 Gurdian
https://t.co/adpXMuMsFz 、BBC
>島薗進 【G7各国首脳は「伊勢神宮を参拝しないでほしい」特定秘密保護法に反対する牧師の会】
https://t.co/8PTJXLjlfa 英語と日本語。「英文では、伊勢神宮訪問の際、単なる表敬訪問のつもりでも、「宗教行為」に参加させられてしまう危険性がある、ということを明確にしました。」
>想田和弘 消費増税延期の本当の理由は「アベノミクスの失敗」にあることは誰でも知っているのに、それでも「リーマンショック前に似た世界経済のせいだ」と首相が強弁し、それをマスコミも主権者も信じたふりをして続けていくこの裸の王様的茶番、マジでどうにかならないわけ。
戦前・戦中の日本も、外交(対外政策)や経済、軍事行動の不手際で状況が悪化するたび、指導部は自分たちの見込み違いや判断ミスを絶対に認めず、ひたすら外部要因に責任を転嫁して誤魔化した。
当然、新たなステージでも状況の悪化は破滅まで続いた。
朝日新聞のサイトを検索しても、伊勢志摩サミットで料理の献立は何だった、どんなお酒が出た等の記事はあっても、伊勢神宮と国家神道の繋がりについて、安倍首相が神道政治連盟国会議員懇談会の会長だという事実と共に触れた記事は一つも見当たらない。
海外メディアが中心に据える問題に全然触れない。
伊賀・名張の名酒、食事に登場(朝日)
http://bit.ly/1NTDANk
「伊賀地域からも伊賀牛や白米、純米酒、菓子などが首脳らに食され、世界的な注目を浴びた食材の関係者は喜んだ」
喜んでいるという三重県民の声は取り上げるが、迷惑しているという三重県民の声は、記事にしない。
前に紹介した伊勢神宮の宣伝礼賛記事もそうだが、朝日新聞がここまで徹底して、安倍首相に迎合的なスタンスの記事しか載せなくなっているのは、戦後日本のある部分が、もう既に終わっているということかもしれない。
森喜朗首相(当時)の「神の国」発言を、正面から批判した頃の朝日新聞は、もうない。
5月26日、マライ・メントラインさんにいただいた招待状を持って、映画『帰ってきたヒトラー』の試写会に行ってきた。
一見「変化球勝負」のように見えて、実は剛速球で問題を観る者にぶつけてくる作品。
いい意味で、見終わったあと、かなり疲れた。
あの人がテーマの映画だと、どうしてもあの強烈なキャラのビジュアルイメージに関心が引きつけられてしまうが、キャラのビジュアルをグレーで塗りつぶし、彼の語る「論理らしきもの」とそれに対する市民の反応だけを観れば、ヒトラーやナチの話に限定されない、普遍的でより深刻な問題提起にも思える。
特に、当座の仕事や当座の儲け(数字)を取るために「あの人」や「あの人の語る言葉」に頼ろうというメディア業界人の姿は、全然他国の話じゃない。
あれと同じことをやっている人間や会社が、この国にもいる。
全体の一部だけを切り取った「論理らしきもの」を、問題の全体であるかのように信じさせる。
差別や偏見が社会で堂々とまかり通るようになるのも、全体の一部だけ切り取ってそれが全体であるかのように錯覚すれば、その部分の中では差別や偏見を容認した方が問題解決に寄与するような図式が成立するからだろう。
それで「あの人の言い分にも一理ある」「間違ったことは言っていない」と納得する。
今の日本でも、国政、地方政治、言論界、あらゆる分野でこの手法は使われている。
全体の一部だけを切り取った「論理らしきもの」を、問題の全体であるかのように信じさせ、切り取られた外側の問題から目を逸らして忘れさせる。
それの行き着く先は、有名なマルチン・ニーメラー神父の言葉が教えている。
試写会を観た翌日のお昼に、マライさんご夫妻と会食して、映画の感想やその背景の社会問題(ドイツに限らず)についていろいろお話した。
映画の政党党首は架空の人物だという(当然か)。
観た人に宿題を課すような側面が多々あり、お薦めできる一作。
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>ファッキン伊勢サミット!!!!!!!!!!
東京では駅のロッカーが使用禁止で、新幹線のいくつかの駅や近鉄名古屋駅では飲み物の自動販売機も封印されていた。
国の安全確保を大義名分に「理不尽に耐える練習」をさせられ、政府が何か要求すれば黙って従う思考をじわじわと植え付けられていく。
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