津軽地方の北斗七星伝説の7神社を参拝してきた。
昨日と打って変わって、本日は、雨降りで気温が11.7℃と肌寒くなっている。弘前公園の桜は外濠が見ごろとなっており、園内も四分咲き程度になっている。昨日は天気が良く、人出も多かったと言うが、今日は雨の為に出足が悪くなっているであろう。また、環境放射線は参考値であるが、0.045μSv/hであった。
昨日は、弘前公園の外濠の桜を車から見る事にして、午前9時頃から、津軽の北斗七星伝説の7神社を参拝して来た。古くから津軽地方に言い伝えらているのが「大北斗七星伝説」である。これは、津軽地方を鬼神から守るために、7つの神社を建てたというもので、その神社の位置をなぞると、北斗七星の形になると言うものである。
(株)JTB東北では「大北斗七星の伝説をめぐる」と題してバスツアーを募集するほどになっている。
そこで、津軽山岳信仰グループは、青森市のの「大星神社」を最初にし、最後の弘前市乳井にある「乳井神社」までの7神社を参拝することにした。
「荒俣宏 歌枕謎解きの旅 (知恵の森文庫) 」によると、
熊野奥照神社の社殿によれば、津軽地方は王城の鬼門にあたることにより、古くから鬼神の蜂起が発生して庶民をおびやかすことがあったという。そこで津軽の阿姿羅というところに千坊の寺を建てて鬼神を平定し、国土擁護秘法を修した。ところが鬼神の横行は一向にやまなかった。そこで桓武(かんむ)天皇の時代に田村麻呂が名を受け、官民五万八千と共に鬼神を攻めた。
このとき、田村麻呂は平定した津軽に七つの社を建て、そこに武器を奉納し、あたかも田村麻呂将軍がこの地に常駐するかのごとくに見せかけることにした。
田村麻呂はその際、七社を北斗七星の形に配し、星の威光を借りて鬼神を封じたという。(引用おわり)
明治9年頃になって、岸俊武の「新撰陸奥国誌」に熊野奥照神社古文書から引用された図が掲載された。それは岩木山を中心とする十二里四方の範囲に点在する七つの神社の配置図であった。しかもその配置が北斗七星の形をなしていたのというのである。
以上の様に文庫にも取り上げられている「津軽の北斗伝説」をたしかめるためもあって、12名の参加で7神社を参拝してきたのである。大星神社(青森市)、浪岡八幡宮(青森市)、猿賀神社(平川市)、熊野奥照宮(弘前市)、岩木山神社(弘前市)、鹿島神社(西目屋村)、乳井神社(弘前市)の順に参拝した。自家用車1台とワゴン車1台の2台で走行し、午後5時に参拝を終了することができた。
詳細は、佐藤研究室の「津軽の北斗七星伝説の7神社を参拝」のページをご覧いただきたい。
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