ゾウの「はな子」母国タイでも追悼
東京・武蔵野市の動物園で飼育されていた国内最高齢のゾウ「はな子」が死んだことを受けて、はな子が生まれたタイでも追悼式が行われ、人々が日本とタイの友好のシンボルとして愛されたはな子を悼みました。
東京・武蔵野市の井の頭自然文化園で飼育され、今月26日に国内最高齢の69歳で息を引き取ったメスのアジアゾウのはな子はタイの農園で生まれ、戦後まもない昭和24年に日本の子どもたちの要望を受けて来日しました。
はな子の死を受けて29日、タイ中部アユタヤにあるゾウの観光施設では追悼式が行われました。式では、はな子の写真とともに「安らかに」と書かれた横断幕が掲げられ、施設の担当者が、はな子が日本とタイの友好のシンボルとして愛され続けたことや、はな子のおかげでタイへ多くの日本人観光客が来るようになったことなどを紹介しました。このあと僧侶が読経を行い、40人ほどの参加者たちは静かに手を合わせてはな子の死を悼みました。
38歳のタイ人の女性は「はな子は日本の子どもたちを楽しませてくれて、タイと日本のかけ橋になってくれました。はな子をとても誇りに思います。今は安らかに眠ってほしい」と話していました。タイでは、テレビや新聞がはな子の死を大きく伝えていて、関心の高さをうかがわせています。
はな子の死を受けて29日、タイ中部アユタヤにあるゾウの観光施設では追悼式が行われました。式では、はな子の写真とともに「安らかに」と書かれた横断幕が掲げられ、施設の担当者が、はな子が日本とタイの友好のシンボルとして愛され続けたことや、はな子のおかげでタイへ多くの日本人観光客が来るようになったことなどを紹介しました。このあと僧侶が読経を行い、40人ほどの参加者たちは静かに手を合わせてはな子の死を悼みました。
38歳のタイ人の女性は「はな子は日本の子どもたちを楽しませてくれて、タイと日本のかけ橋になってくれました。はな子をとても誇りに思います。今は安らかに眠ってほしい」と話していました。タイでは、テレビや新聞がはな子の死を大きく伝えていて、関心の高さをうかがわせています。