第24回FNSドキュメンタリー大賞 「異人館の“きせき"」
2016年5月29日(日) 27時00分~27時55分 の放送内容
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最終更新日:2016年5月23日(月) 0時15分
★岩手県宮古市の海の見える喫茶店「異人館」。命を守る防潮堤と故郷の景観をめぐって複雑な思いを抱える喫茶店のマスターを通して、人々の海に対する思いを伝える。
番組内容
「異人館の“きせき"~海の見える喫茶店の防潮堤をめぐる4年間~」 岩手県宮古市の宮古湾の岸辺にたたずむ喫茶店「異人館」。穏やかな日には、まるで海に浮かぶ船の中からのんびり外を眺めているかのような景色が広がり、訪れる客の心を和ませている。異人館は東日本大震災の津波で半壊したものの、復活を望む多くの声にマスターの安倍主税さんが再建を決意、震災から3年過ぎた2014年の春に営業を再開し、今は静かな海に寄り添うように営業を続けている。この異人館に今、とてつもなく大きな難題がふりかかっている。異人館の前には、2016年12月までに高さ10.4メートルの防潮堤が建設される計画が進み、完成すると店からは肝心の海が見えなくなるのだ。安倍さんには、東日本大震災の際に地元の消防団員として活動中に津波にのみ込まれ、奇跡的に生還したという経験があり、人々の命を守る消防団員として、防潮堤の大切さ、必要性を特に実感しているだけに、防潮堤の建設は否定できない。防潮堤と異人館は共存できるのだろうか。海の景色が見えない異人館とは…。異人館の再建から1年。その間、安倍さんが防潮堤とどのように向き合い、店の自慢の景観が失われることに対して何を考え、何を思い、異人館をどのように位置付けようとしているのか。防潮堤と景観のはざまで揺れる安倍さんの思いを通して、そこに生きる人々の、海に対する思いや三陸の自然の尊さを伝える。
出演者
<ナレーター> 井上智晶(岩手めんこいテレビ アナウンサー)
その他
- 属性情報?
-
- ジャンル
- ドキュメンタリー/教養 - 社会・時事
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