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【芸能・社会】

橋之助の芝翫襲名を祝う会 「背負う覚悟決まりました」

2016年5月29日 紙面から

今秋の襲名を祝い、鏡開きする中村橋之助(右から2人目)=東京都千代田区で(岩本旭人撮影)

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 今年秋に八代目中村芝翫を襲名する歌舞伎俳優中村橋之助(50)の「襲名を祝う会」が28日、東京・紀尾井町のホテルニューオータニで約2400人を集め盛大に催された。

 橋之助と同時に、長男・国生(20)は四代目橋之助、次男・宗生(18)は三代目中村福之助、三男・宣生(14)は四代目歌之助を襲名。10月の東京・歌舞伎座公演を皮切りに1年間にわたり襲名披露を行う。

 会には歌舞伎界から松本幸四郎、中村吉右衛門、市川海老蔵ら、芸能界から北大路欣也、水谷豊、佐藤浩市ら、スポーツ界からは日馬富士、原辰徳さんらが出席。乾杯の発声は映画監督の山田洋次さん(84)が務めた。

 閉会後、息子たちと取材に応じた橋之助は「改めて芝翫という名跡の重さを実感しました。これからいろんなものを背負っていく覚悟が決まりました」と感無量の面持ち。この日は息子、妻の三田寛子(50)と円陣を組み、気合を入れてから家を出たそうで「自分なりの芝翫像を描いていけたら。一家一門をまとめるのも大事ですし、歌舞伎に尽力するのが使命」と気を引き締めた。

 

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