蹴球探訪
奇跡の初優勝見えた レスター・岡崎が激白「試合後はいつも悔しい」(4月27日)
【プロ野球】ソフトバンク6連勝 30勝1番乗り2016年5月29日 紙面から
◇ソフトバンク10−2ロッテソフトバンクが6連勝で両リーグ最速の30勝目。初回に1点を先制し、2回に柳田の2ランなどで5点、6回に今宮のソロで1点、8回に内川の2ランなどで3点を加えた。千賀が7イニング2失点で4勝目。ロッテはスタンリッジが崩れた。 緊迫の「1−0勝利」から一転、ソフトバンクが豪快な一発攻勢でロッテをねじ伏せた。3本塁打を含む12安打で10得点。「昨日のいい流れのまま、試合に臨めた」。決勝打の前日27日に続いて4打点で打線をけん引した今宮が胸を張った。 昨季までチームメートだったスタンリッジから2回に左翼フェンス直撃の2点二塁打を放ち、6回は左腕の藤岡から左越えの4号ソロ。打率は長く1割台に低迷していたが、ここ3試合で2本塁打を含む10打数6安打の7打点。「テニスのラケットで、ボールを打つイメージ」と、左脚を意識しながら体を回転させてバットをスムーズに出す新フォームが固まりつつある。 もちろん、中軸も黙っていない。3番・柳田は2回に逆方向の左中間席上段へ運ぶ特大の7号2ラン。驚異の一撃に、熱狂的なロッテファンも黙り込むしかない。4番・内川も8回に7号2ランでトドメを刺した。無安打の松田と中村晃をカバーしての大量得点に工藤監督も「ウチはホームランをがんがん打つチームではない。つながりの中で一発が出たりする」と目を細めた。 これで6連勝となり、両リーグ最速で30勝に到達。貯金は17にまで膨らんだ。2位ロッテとの直接対決となった今カードの勝ち越しも決め、ゲーム差は今季最多タイの「5」に拡大。「交流戦前のヤマ場と考えていた。いい戦いをしてくれている」。工藤監督もご機嫌で球場を後にした。(伊藤瀬里加) PR情報
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