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新幹線の「7分間の奇跡」、実現できるのは「民度」の問題?=中国

2016年5月28日(土)7時25分配信 サーチナ

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新幹線の折り返し列車などでは、車内清掃はわずか「7分間」で行われている。この短期間で新幹線全体の清掃を完了させ、新たに乗客を迎える準備をするのは容易ではないはずだ。(イメージ写真提供:(C)Rusty Elliott/123RF.COM) [ 拡大 ]

 新幹線の折り返し列車などでは、車内清掃はわずか「7分間」で行われている。この短期間で新幹線全体の清掃を完了させ、新たに乗客を迎える準備をするのは容易ではないはずだ。

 新幹線の車内清掃は「7分間の奇跡」などと呼ばれ、米CNNなどをはじめとする国外のメディアも報じたことがあるほか、米ハーバード大のビジネススクールにおいても必修科目で取り上げられるほど、驚きと啓発に満ちた事例なのだ。

 中国メディアの網易はこのほど、新幹線が停車中のわずか7分間に車内の清掃を行う会社する「JR東日本テクノハートTESSEI」について紹介する記事を掲載した。

 記事は、新幹線の折り返し列車などは停車時間がわずか12分しかないことを紹介し、乗客の降車時間が2分、乗車時間を3分とした場合、残り7分間で清掃を完了させなければならないと指摘。「TESSEI」のスタッフは7分で1人あたり約100席の清掃を完了させると伝え、ゴミを捨て、座席のテーブルを拭き、床を掃き、最後にスタッフが並んで深々とお辞儀をすると紹介、スタッフの作業の完璧さを称賛した。

 また記事は、「TESSEI」のスタッフによる清掃作業に対する中国ネットユーザーのコメントも紹介している。「清掃スタッフが非常に訓練されているのは事実だ。だが、日本人の民度の高さも7分で清掃できる理由の1つだ。中国の電車内のゴミの多さは知っているだろう?TESSEIのスタッフに4本の手があっても7分じゃ清掃しきれないよ」という自虐的かつ中国の民度を皮肉るコメントも見られた。(編集担当:村山健二)(イメージ写真提供:(C)Rusty Elliott/123RF.COM)

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