VRを使ったエロコンテンツの発展が目覚ましい。
このようなイベントも開催され、今後ますます勢いを増していくだろう
PANORA VIRTUAL REALITY JAPAN » アダルト分野のVRを本気で考え体験するイベント「アダルトVRフェスタ01」6/12に秋葉原で開催
VHSやDVDの普及にエロパワーの存在がかなり大きかったということを聞く。
VRでもアダルトの力を使って、そう遠くない未来に当たり前のガジェットとして定着するかもしれない。
しかし、このVRとアダルトの発展の裏に、確実に多くの犠牲者が生まれるのは間違いない。
僕はこのVRそのものは素晴らしい技術であり、発展を心待ちにしている。
だが、ポルノ依存症である自分にとってこのVRを使ったアダルトコンテンツには非常に危惧している。
モニター越しに映像を視聴するのと、VRのようにダイレクトに視覚・脳に訴えてくるのではまったく脳に対する影響が異なるだろう。
このブログでも何度も述べているが、オナニー依存症ははれっきとした「病気」である。程度の差こそあれ、アルコール中毒やニコチン中毒のそれと同じである。
それほど深刻な問題として取り上げられないのは、身体的な害がそれほどないこと、性という非常にデリケートでオナニーという行為が完全なプライベートで完結することなどが要因だろう。
しかし、オナニー依存でもたらされる害悪は徐々に心身機能を蝕んでいくのは間違いない。
いわゆる「マイルドドラッグ」である。
アルコールやタバコと違って、自分の人生の停滞をもたらしていると当人が気づかずにひたすら依存症を強めていく可能性があるのもたちが悪い。
現状でもオナ禁ができないような人間がVRに手を出した瞬間、悲惨な末路が訪れることを想像するのはそう難くない。
これから何年か先、君が大きな誘惑と格闘しなければならない日が来るだろう。あるいは人生の深い悲しみを背負い、その重さに打ち震える日が来るだろう。しかし本当の闘いは、今ここですでに始まっている。大きな悲しみや誘惑にぶつかったとき、惨めな敗北を喫するか、栄光の勝利を手にするか、それは今きまりつつある。人格を作るには、こつこつと努力を重ねていく以外に方法はないのだ。 完訳 7つの習慣 p439
VRという黒船に立ち向かえる力を、今から養っていこう。