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清滝


34: ◆dstdFNzEgQ 投稿日:2009/06/12(金) 02:09:50 ID:s1HWhexfO
初めて書きます。
あたしが高校2年生の頃、友達と遊んだ帰り道のことです。
もう辺りは暗くなってて街灯のない道だと怖いので、いつもとは違う道を歩いて帰りました。
そこの道は二車線で、歩道と車線との間には植え込みがあり街路樹もありました。まわりには家もたくさんあって普段は車も多く通っていたので怖さはありませんでした。
何回か通ったことのある道で、その日も普通にその道を歩いてたら何故かその日は車を一台も見かけず、後ろも前もあたし一人という状況でした。
 
その道は途中ゆるい左カーブがあり、そこのカーブだけ少し暗くなってました
今思えば街灯がなかったような気がします。
で、携帯をいじりながらそのカーブにさしかかった時
対向車線の歩道を歩いてくる人影を見ました。
友達とメールをしながらちらちらとその人影を見たら上下黒いジャージの様な服装で、キャップを深く被ってるように見えました。

手にはひも?みたいなリードのような物が見えて足元に茶色の物があったので
遠くから見た時あたしはそれを犬だと思ったのです。
あたしは近視で、メガネがなくちゃ遠くが見えないので、犬の散歩をしてる人が歩いてるんだと思いました。
だんだんと歩いてくる人影、あたしも反対からだんだん近づいて行きます。
ちょうどカーブの真ん中くらいの時、かなり近づいて来たその人を見た時、変な違和感がしました…歩道の車線側にある街路樹がその人の後ろに見えるんです
後ろというか横というか…

あれ?って思いまた見直したらその人
街路樹と植え込みがある所を歩いてるんです
なんでそんなところ歩いてるのか…普通歩きませんよね。
てか歩けないと思います…
でもその人、さらによく見て気づきました。真っ黒のジャージを着てるんじゃなくその人自体が真っ黒だったんです真っ黒ででも少し半透明みたいな感じでした…それで植え込みの街路樹が透けて見えてたんです。すみません続きます。


35: ◆dstdFNzEgQ 投稿日:2009/06/12(金) 02:15:04 ID:s1HWhexfO
続きです。
この時、その人の顔を見たんですが輪郭も全くわからなくてただの真っ黒でした。一瞬ドキっとしたけど気付いてないふりをしながら必死に携帯だけを見て普通に通り過ぎました…
あたしは何歩か歩いて、相手が遠くに行っただろうと思い
何故か振り返って見てしまったんです
そしたら…その黒い人はすでにあたしのことを振り返って見てたんです
冷や汗というか心臓がドキドキして本当に焦りました!!

ヤバイ気付かれた!と思ってすぐ携帯で話してるふりしながらキョロキョロと誰かを探すふりして落ち着いて前を見て歩きました…なんか走ったらヤバイ気がしたので。
で、振り返った時に気付いたんですが
その人の持ってる物はリードじゃなくて紐でした
その紐の先には茶色の犬ではなくて
茶色の紙袋?何かを包んだ様な形で…袋の口の所を紐でくくって引きずってました。
麻袋?だったかもしれません。
その人がなんだったのかいまだにわかんないですけど…
あたしが体験した話しの一つです。
文章力なくてすみません!



44: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/06/12(金) 04:28:46 ID:Z6TNdt57O
>>34
文章力はともかく、帽子をキャップと表現する30以下の女性がいるのに驚いたわ
職業は看護師かなんかかな?



60: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/06/12(金) 11:35:31 ID:EfCWDpf90
>>35
その人よくコナンに出てるよ



61: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/06/12(金) 11:55:44 ID:iYGGy25/i
>>60
ワロタwww



46: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/06/12(金) 05:53:07 ID:IT2H4Cq5O
夫婦の転勤先での出来事。
夫婦の引っ越し先の部屋では昼2:00頃に壁の方からジリリリリという目覚ましのような音がするという。
毎日毎日決まって2:00頃に音がするのだ。だが隣の部屋は空き部屋な為、不信に思い大家と相談して隣の部屋を調べる事となった。隣の部屋の中で2:00まで待ち、そして2:00になり音が鳴り出す・・夫婦の部屋がある壁の方から!!
翌週、壁を壊してみることとなり壁を壊すと・・中から白骨死体が!!そばにあった汚ならしい袋の中には赤黒く変色した包丁が出てきた。近くには黒電話がある。白骨死体は腕時計をしており2:00で止まっていた。
大家と相談していると2:00になり突然黒電話が鳴り出した。しかし、よく見ると黒電話から出ているコードが途中で切れている!?黒電話に渋々出てみると女の泣き叫ぶような声が・・
その後、警察が殺人事件と認定。夫婦は部屋を引っ越したようだ。



51: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/06/12(金) 09:59:08 ID:Qh4m0dv3O
3年ぐらい前だけど原付にヒッタクリにあった、5秒固まったけど免許証入っていたので「まて!」と叫び追い掛けた、原付の人は焦ったのか私の方を振り向いた瞬間、十字路左から来た車と衝突。
飛ばされたヒッタクリ犯はかなりの距離を飛ばされ壁にぶつかり、ヘルメット取れた。
若い男だった。
飛ばされたヒッタクリ犯は一度起き上がり、逃げようとしたが再び倒れて鼻と口から大量の血を吐き出し倒れた。
衝突した乗用車は逃げたらしい、私も鞄を奪い返し怖くなって逃げた。
夕方のニュースでひき逃げ死亡事件として特集されてた。
乗用車のひき逃げ犯は逮捕された。



57: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/06/12(金) 11:06:36 ID:J3flpW9/O
>>51
乗用車の人のお陰で取り返せたんだから、その人の罪が軽くなるように証言してやれよ。



323: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/06/15(月) 01:58:16 ID:cV5DAK8H0
>>51
取り返せて良かったな。
ていうか死ぬほどのダメ―ジ受けたのに一度は起き上がるなんて…



53: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/06/12(金) 10:36:49 ID:6X9Wnf3D0
それ、乗用車めっちゃ損しとるやん…カワイソス



54: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/06/12(金) 10:41:54 ID:gu4LdbpPO
まあでも逃げちゃイカンわな



98: 実話です。 投稿日:2009/06/12(金) 21:08:41 ID:eaUox8uAO
田舎の怖い話をしようか。私が小学2年生のとき、親の転勤で岩手に行ったのよ。

で、ある日、同じクラスの男の子が家事で死んじゃったわけ。その子の家は4人家族で
父、母、妹がいて、父母は寝室で、その子と妹は同じ部屋で発見されたんだけど。
その子(A君)は妹を庇うように覆いかぶさってたんだって。

で、クラス全員で追悼みたいな感じで、先生に配られた作文用紙にそれぞれが天国の
A君に宛てた手紙を書いたのよ。当然、私もね。


教室には報道陣が大勢いて、生徒が作文(手紙)を泣きながら読み上げる様子を
ずっとカメラをおさめてる。

最後の一人(私)が読み終わり、皆で黙祷して、その儀式は終わったわけだけど。
「ねぇ、これいつ放送するの?」「何チャンネル?」「何時?」「私、テレビに映る?」
さっきまで泣いていたクラスメイト達は笑顔でカメラマンにに話かけている。
あげく「放送されるの楽しみ!」だってさ。

子供心に「怖えーよ」と思ったのを覚えてる。



118: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/06/13(土) 00:14:19 ID:8MHbEVPf0
今コンビニから帰ってきたんだけど、コンビニの駐車場の隅でゴスロリな女がしゃがんでた。
夜に黒ゴスはちょっと怖いけど、チラッと見えた顔が結構可愛かったので、チラチラ見ながら前を
通って来た。
近づくにつれ、女が震えながら声を漏らしているのに気付く。
これは!露出好きの人がやる屋外放置プレイか!?と超wktkしながら目の前まで
来た時、震え上がった。

女は「ふぅ・・・くぅぅ・・・ん・・・あふぅっうううぅぅ・・・」と、自分の髪の毛をむしり取っていた
両手で縦巻きの長い髪をつかみ、ブチブチッと言う音と「ふぅっ!あぅぅぅ・・・」と言う声と共にむしっては足元に集めると言う作業を続けている。
足元には髪の毛がエクステみたいにモジャモジャっと置いてあった。

即座に目をそらして通り過ぎてきたが、一瞬目が合ってしまったのが怖すぎる。



119: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/06/13(土) 00:20:33 ID:Jch4Ndup0
>>118
コエエエェェェ



121: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/06/13(土) 00:26:40 ID:+FNNc8+OO
>>118
目が合ったとか怖い…つけられてないよね?



124: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/06/13(土) 00:48:30 ID:B9BoHl4WO
>>118
おいおい大丈夫か??
マジで洒落になってないぞ



126: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/06/13(土) 01:01:49 ID:8MHbEVPf0
>>121
>>124
一応つけられては居ないと思うが、さっきから外の物音に敏感に反応する俺ガイル
こんな時に限って急にパタタタッとか雨音がしたりするのマジやめて欲しいわ
恐る恐る窓から外を見てみても雨降ってねぇし・・・



157: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/06/13(土) 16:57:30 ID:nkjXIAh4O
心霊体験より怖かったのは

山梨県甲府の一般道で信号待ちしてたら目の前で車と自転車衝突
自転車乗ってた男の脳ミソが俺の顔とブレザーに飛んできた(結構な量)
死ぬかと思った



158: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/06/13(土) 17:14:05 ID:GiHZh6bwO
やっぱ口に入っちゃったの?



159: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/06/13(土) 17:27:02 ID:nkjXIAh4O
いや、奇跡的に頬にだけ
本当に洒落にならないし泣きました
乗用車ドライバーは頭半分グッチャで片目吹っ飛んでピクピクの被害者に「大丈夫ですかー?」とか叫んでるし…



160: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/06/13(土) 17:30:34 ID:LIV4YNvh0
大丈夫だったら怖いよな(´・ω・`)



235: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/06/14(日) 17:13:23 ID:60Mymtvh0
本当にあった怖いか怖くないかわからない話
私が小6のとき10年間かってきた愛犬が死んだ。
一頻泣いた後、墓に入れるまで腐ったら嫌だからクーラーボックスに入れておいたんだ。
そして供養のためにそのクーラーボックスの上にろうそくを立てて、その晩は眠ることにした。

その後、夜中に突然雨戸が激しく「バンバン!!」とたたかれた。
両親と私は「すわ?泥棒か!」とバットとおじいさんの形見の軍刀を持って表に出た。
するとなんとローソクが倒れてクーラーボックスが燃え、隣の荷物にまで引火しているではないか。
あわてて消火器で火を消し止めたので幸いにも小火ですんだ。

果たしてあの時雨戸をたたいてくれたのは誰だったのか。
荷物が倒れて偶然たたいた形になったのかもしれない。
しかしおそらく、最期に愛犬が知らせてくれたのだろう。そう思うことにしている。



253: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/06/14(日) 19:37:28 ID:teEzagjA0
アパートに帰っていつものようにPCをつけてなんとなく過ごしていると
ふと、異臭が漂ってきた
物が腐ったような、それでいてどこか懐かしいような臭い

辺りを見回して見るが、臭いの原因になりそうなものはなかった
その日はそれで忘れた


次の日、アパートの玄関を開けるとまたあの臭いがした
どこから臭いのだろうとゴミ箱の中や流しの下を見るが、異常はない
しばらくすると臭いはふっと途切れた

そしてまた次の日も同じようにふとした時に臭いが漂ってきた
徐々にその臭いは強くなっているようだった
隣室に何かあるのだと思い大家さんに相談してみることにした

夜にも関わらず大家さんは快く原因調査を引き受けてくれた
マスターキーを持った大家さんと今は空き家になっている隣室に入った
埃の匂いがする
しかし、特になんの異変も異臭もしない

次に上の階に行くことにした



255: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/06/14(日) 19:44:43 ID:teEzagjA0
自分の上の部屋の住人とは交流もなく、どんな人がいるのかも知らなかった
チャイムを押しても反応はない
念のためということで、大家さんは鍵を開けて中に入っていった
自分はドアの外で待つことにした

大家さんが入ってしばらくも経たないうちに、悲鳴が聞こえた
何事かと中を覗くと、何かを抱き抱えた大家さんがこちらを見て救急車と叫んできた
あまりの必死な形相に携帯を取り出すと119を押した
コールガールの声を聞きながら、部屋の中から漂ってくるあの臭いを嗅いでいた


部屋の住人は風邪をこじらせて死にかけていた
必死に手の届くところにあったつまみやインスタントの麺を齧り生き繋いでいたのだった
もしも、あのまま放置されていたらそのまま死んでいたそうだ
身体にはひどい床ずれができていた

あの臭いは生きたまま人の腐る臭いだった

包帯を巻いたままの傷口のような臭い・・・
それはどこか懐かしく、いつまでも味わいたいような臭いだった



259: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/06/14(日) 20:13:12 ID:FER1EYxg0
おれのアパートの住民も自殺して腐敗臭漂わせてたらしい。
おれは気づかなかったけど。最近発見された。
今のところなにもない。きっとこれからもなにもないだろうけど。



264: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/06/14(日) 20:26:11 ID:FER1EYxg0
おれてきにちょっと怖い話するか

部屋でダラダラしていたある日、コンビニへちょいと買い物いくかと思った。
あまりにダラダラしてて髪の毛ボサボサ。さすがに恥ずかしいので髪の毛をちょいとセットした。
徒歩2,3分のコンビニ。

で、コンビニ前にきた頃、突然
自転車に乗ってたおばちゃんが「カッコいいと思うなよ!」とすごい怒ったような形相でおれに叫んで走り去っていった。
鳥肌たちつつ、しばらくポカンとしてしまった。

それ以来数年、2回ほどそのコンビニ付近でそのおばちゃんを見た。
どうやら精神の病気のようで、独り言をブツブツ言ってる類の人だった。
それを知ってからは怖いというよりは悲しいという気持ちのほうが強いんだが。
初見ではマジでビビった。
なんで髪の毛セットした直後にそのセリフ?セットした事をしっているの?と。
まったくの偶然なんだろうけど。



282: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/06/14(日) 22:58:05 ID:NkTatOEFO
稚拙な文ですまないけど、俺の体験談を聞いてくれ。

去年、一人暮らしをするためにアパートを探していたんだ。そうしたらなかなか良い部屋があったから、早速見に行ったんだよ。
広いキッチンにリビング、風呂とトイレが別々になってて月2万円。嘘みたいに安いから少し疑ったよ。ベタだけど、お札がないか探してみたりした。
でも部屋はコンクリートが打ちっ放しだから、壁紙とかないんだわ。だから、札を張る場所なんてなかったんだよ。
それで安心して、その場で契約した。



283: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/06/14(日) 23:05:06 ID:NkTatOEFO
でもさ、やっぱり出たんだよ。
引っ越したその日の夜、金縛りってやつにあったんだ。はっと目が覚めたんだけど、体が動かない。唯一、目だけが動かせた。
そうしたらさ、いたんだよ。部屋の真ん中に首を吊った人が。真っ暗だったから性別はわからなかったけど、外の明かりで、シルエットがはっきりしてたのはよく覚えてる。



286: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/06/14(日) 23:10:27 ID:hb7kRuvB0
>>283
賃貸の場合、不動産屋に告知義務はないのけ?ヽ(`Д´)ノ



288: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/06/14(日) 23:14:50 ID:NkTatOEFO
次の日の朝、不動産屋にすぐ行ったよ。
あんなの聞いてない、って抗議しにいったんだ。なにせ初・一人暮らしを恐怖体験で過ごしたからさ、頭にきたんだよ。そん時は恐怖よりも怒りが湧いたね。
でも不動産屋の態度はふてぶてしく、「そんなことはありえない」なんて言うんだよ。現に俺は見た、と言っても「ありえない」で返されるんだ。あまりにも理不尽に感じたからキレたんだ。
そうしたら、
「あの部屋で首吊りなんて出来るわけがない」
って言われたんだよ。
そこで初めて気がついたんだ。一番、怖いものに。



293: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/06/14(日) 23:27:16 ID:NkTatOEFO
以上が俺の話

マジで怖かった。



294: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/06/14(日) 23:33:23 ID:z6MxEhp+0
>>293
納得したのか?もういいんだな。



295: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/06/14(日) 23:34:11 ID:hb7kRuvB0
>>293
首吊り出来ないってのが正しいの?



297: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/06/14(日) 23:40:00 ID:NkTatOEFO
>>294
ソッコーで解約して出ていったよ

>>295
部屋の構造上、絶対首吊りが出来ない。
打ちっ放しのコンクリートだから、天井に梁はないし、部屋の真ん中には電灯があるだけ。
つまり、俺が見たのはその部屋で自殺した人の類じゃないってこと。



301: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/06/14(日) 23:51:47 ID:vAEmUy2EO
半年だか一年くらい前に爺さんが死んだんだがその死に目をかなり特異な物と記憶していたのだけれど、叔父さんからそれにまつわる話が聞けたので書こうと思う。
俺の爺さんてのは明治の頃に生まれた人だった。元々名家だったんだが成人して
三十路に手前、と言うところで従軍し、軍艦乗りになったらしい。

元々、山あいのではあるが一望できる丹沢山塊は全て一族の土地だったらしい。

話は移民だった一族が名家となった所以と言う所まで遡る。
俺の一族と言うのは言伝なんかを生業にしている間者みたいな存在だったらしい。
流浪の民みたいなもんではあるんだが、土地土地に親戚と銘打った組合いがあっ
て政治上簡単に転居を許されない時代柄これを隠れ蓑にして、色々な土地を渡り歩いていたらしい。

というのも、当時往来していた密教に端を発する坊主を祖とした宗教屋が家の分
家だったらしい。

時代はかなり流れて、庄屋の一族を取り殺した所でうちの一族が跡目についたよ
うだ、元々組合の頭なんかを親戚同士でつとめていたのと、密教側の人間が地元の大名に圧力をかけてうやむやにしたらしい。

もともとの庄屋はかなり強つくな徴税をしていたから色んな方面からも望まれた
形ですんなりいったらしい。
同じ教団の多方面からは圧力がかかったみたいだがこれについては割愛する。

とういうかここまででも東京で何にも知らずに暮らしてた俺には俄かには信じら
れない話ではあるんだが幼少に体験した話だのに符号するので、結局合点した訳だ。



302: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/06/14(日) 23:56:54 ID:vAEmUy2EO
爺さんの話の方なんだがいわゆる家督の男には代々「力」を備えていたそうだ。

血を薄めない為に一族内での婚姻が常だったらしく長男以降は間引きと言うか供
え物にされて女の方はこの板に来る人なら皆知っているだろうけど壺毒を使役する役割だったらしい。庄屋の一族を取り殺したのはこちらの力だったらしい。

そんでもって家督が代々受け継いでいるのが「不幸を身に受ける」力だったそうだ。

戦後を経て今や只の地主なんだけどね。今の家督である伯父さんに聞いた不思議
な話だ。

伯父さんは妄信だろうと笑っていたんだけど。現に兄弟亡くして三人目の家督であり
息子を運転していたトラクターに巻き込んで亡くしている人の話は笑えなかった。



308: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/06/15(月) 00:20:02 ID:08BPXlOc0
>>302
つーか、代々長男以外は殺されてたんなら、従姉妹もいないわけだよな。
どうやって一族内で結婚させるんだよ。



314: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/06/15(月) 00:39:10 ID:1pBghxGPO
>>308
一族だの分家だのに語弊があったのかも。
一族と言うのは同じ生業の集団で僕は祖父とそのあたりの分家しか知らないのですが、他の地方にも同じような家があるのかもしれません。
分家というのは親戚同士をお互いを屋号で呼び合うんです。
屋号の長男同士が他の屋号の女衆に子を生ませるわけです。

うちの屋号を継いでいくのを本家、他の屋号を分家と呼んでます。

指摘された通り何故家督以外に男がいないのに家系が途絶えなかったのかは今度聞いてみます。



304: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/06/15(月) 00:07:36 ID:1pBghxGPO
誤記したので訂正
○宗教屋の分家

×宗教屋が分家



305: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/06/15(月) 00:08:56 ID:K8twNSzX0
>>304
失礼ですが、おじいちゃんは老衰で亡くなられたわけではないのですか?

> 同じ教団の多方面からは圧力がかかったみたいだが

密教の教団があったってこと?
その教団名は何て言うの?

> 家督の男には代々「力」を備えていた
> 長男以降は間引きと言うか供え物
> そんでもって家督が代々受け継いでいるのが「不幸を身に受ける」力

長男=家督なんだよね?
長男以外は間引きされて、長男が「不幸を身に受ける」なら
幸せになるのは誰なの?

長男の姉や妹、家督以外の一族みんなが幸せになるの?



310: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/06/15(月) 00:25:41 ID:1pBghxGPO
>>305
爺さんは老衰です。
只、死に際が壮絶だったのが鮮明でして。

教団名と言うのはわかりませんが仏教の一派だったそうですが、実際には疎んじられた呪術を使って全国を行脚している一族だったみたいです。


「不幸を身に受ける力」ですが誰かに降りかかる筈の災いを身に受けて、災いの大きさが許容を越えると自ら命を絶って治めると聞きました。
男衆は影武者なんかが生業だったそうで。
その受けた「不幸」を女衆に宿してこれを壷毒のように使役したそうです。



313: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/06/15(月) 00:38:28 ID:K8twNSzX0
>>310
あまり語っていけないところもあるかと思いますが
老衰なのに、壮絶な死に際というのが怖いですね

呪術パワーも怖いですね
身代わりに不幸を受けるなんてそれはまた大変な・・・

> その受けた「不幸」を女衆に宿してこれを壷毒のように使役

これが一番怖い。具体的なことは分からないけど
使役が100%うまくいくならいいけど



315: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/06/15(月) 00:48:16 ID:1pBghxGPO
>>313
その時に立ち会っていた医者を含め親族全員平然としていたのがなんとも…
葬式でもそれに触れる人はいませんでしたし。

壷毒については流石に突っ込んで聞けませんでした。

祖父の家には土蔵があるんで今度行ってみてまた何か面白い事でも判れば書いてみようと思います。それでは、



332: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/06/15(月) 04:52:42 ID:D68LnZOG0
人から聞いた話だから真偽は知らんけど投下。

近所に「ハサミ女」と呼ばれる、頭のおかしい女がいた。
30歳前後、髪は長くボサボサで、いつも何かを呟きながら笑ってる、この手の人間のテンプレート。
呼び名の通り、常に裁ちバサミを持っていて、シャキシャキと虚空を切っている。
刃物携帯だし、よく警官に注意され、連れて行かれるところを皆が見ているが、
本人が温厚(?)な為か、女の自宅付近にしか出没しない為か、そこまでの危険視はされてなかったらしい。
友人が小学校を出る頃には、引っ越したのか死んだのか、いつのまにか姿を見なくなっていた。

で、友人が中学生時代のある日、数人と肝試しをしようという話になった。
場所は、今は無人となっているハサミ女の家。
山の入口に近く、人気のない場所にポツンと立っている、トタン張の平屋だ。



333: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/06/15(月) 04:54:01 ID:D68LnZOG0
盛り上がって向かったはいいが、
暗くて不気味、雰囲気満点の家の様子に、みなすっかり怖気づいていた。
だが友人は同行してた女子にいいところを見せたかったらしく、一人、室内に入っていった。
(逆に空気読めてないよな、と後の友人は言ってた。俺もそう思うw)

さて、室内は、ゴミやら毛糸玉やらが散乱して、足の踏み場もない状態。
だけどまあ、特に何が出るといういわくがあるわけでもない。
3部屋ぐらいしかない室内をぐるっと歩き、見回った証拠に持って帰れるモノはないか、と物色していた。
んでクローゼットを開いたら、グラリと大きなモノが倒れ掛かってきた。

パニックになりながらも友人が見たソレは、巨大なぬいぐるみ。

ただし、様々なぬいぐるみの頭部だけを乱暴に縫い合わせて人の形にした、百目みたいなシロモノ。
犬、猫、テディベアといったものからグリコのおまけみたいな小さい人形まで、無数の頭がくっついていたという。

友人は半泣きで逃げ出し、肝試しは大失敗に終わった。
しかも後日、誰かが先生に告げ口したらしく、こっぴどいお叱りまで受ける羽目に。



334: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/06/15(月) 04:55:00 ID:D68LnZOG0
さらに、嫌な後日談がひとつついた。
肝試し事件もあってか、近隣の人だか警察だかが、ハサミ女の家を調べにいったらしい。
そこで、ハサミ女の遺体が見つかった。

場所は、友人に倒れ掛かってきたぬいぐるみの、中。

死因は定かではないが、
ハサミ女は、自分で自分の身体にぬいぐるみの頭部を縫いつけていったらしい。
友人は気づかなかったが、リアル動物の、ひからびた首も縫われていたそうだ。


真偽はどうでもいいのだけど、そんな話を食事しながらしないで欲しい。
話中の友人の空気が読めてないところにだけは、リアルだなー、と思った。



337: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/06/15(月) 08:25:04 ID:kavdLfq20
そういえば俺が学生時代にバイトしていた飲み屋(全国チェーンの大手)はさ、利益重視の営業だから地方進出するときに結構無茶な工事だの安い物件だのを探したりするわけよ

俺が入店したころはもう10年位立っている店舗でさ
店の天井裏からガサガサ音がするから係長と一緒に脚立を使って
天井についてる鍵がかかってる扉の鍵を壊して、天井裏を除いてみたんだ。

6畳くらいの天井裏の部屋にはお酒と神棚(?)みたいなものと手帳があった。

店の2階のフロアの一番大きい宴会用個室から建物の屋根が見えるんだけど、
屋根のところに窓(蔵にあるような観音開きの窓)があって部屋がないのに何故こんなものがあるんだろう と思っていたがここにつながっていたのか。そんなことを考えていると

係長は手帳を開くと顔色を変えて鍵を買ってきてつけ直した。
そして天井裏には上らない方が良いということを付け加えた。

その手帳が母子手帳だったからだ。



338: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/06/15(月) 08:31:21 ID:kavdLfq20
そのときは意味が分からなかったけど後日談として

大家の情報ではそこの店舗は元々はその地方では有名な金持ちの家だったらしくてそこは監禁するための部屋だったのでは無いか?
という話だった。

何を監禁していたか?っていうのは察してください。

ちなみに係長はその1ヶ月後に連絡がつかなくなりました。
元々、バックレの多いブラック企業なんで大抵の人は気にしてなかったけど。俺は凄く気になるところ。



340: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/06/15(月) 10:09:51 ID:i6zh8IrbO
>>338
座敷童子みたいなもんが棲んでるんじゃね?



341: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/06/15(月) 10:19:24 ID:JrIJHVub0
女監禁?にしても母子手帳持ってるって事は生ませて世話焼いたって事だから監禁も変な話
赤ん坊供養にしても母子手帳添えるってのは変だし
娘と赤ん坊を両方供養した母親がいるって所じゃね?男ならわざわざ母子手帳備えたりしないだろうし
つか、やった事ないからあんまり分からないんだけど、監禁するのに屋根裏で窓付きって条件悪くねーか?



343: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/06/15(月) 11:06:58 ID:kIIn5Va50
いくら窓があったって、屋根のところじゃ脱出は難しかろさ
でもまあ、基本的にただの蔵だったんだろうけどなw

気になるところは、その金持ちがどういう意味で有名だったのかってトコだけど、
監禁っつーくらいだから、そういう意味で有名なんすかねやっぱ('A`)



352: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/06/15(月) 14:34:40 ID:jaAVrpO2O
高校の時、長崎へ修学旅行に行った時の話
宿泊した宿がボロで古かった。
原爆落とされた場所という理由で夜、部屋のグループ数人で怪談話を始始めた(怖いから電気つけたままWWW)
俺はグロサイト等で集めた画像を駆使し中々怖がらす事が出来た。
怪談の途中友人一人が凄い叫び声をあげ壁を指さした。
壁には体を固定され?首を一心不乱上下左右に振り回す、真っ黒な人の形のような物体があった。
皆部屋から逃げた。
先生に言い、先生の部屋で寝かせてもらったが眠れるはずがなかった。
今でも一心不乱に首を振り回す霊を忘れられない。
体を固定されいつまでも苦しんでる状態で念として残ってると思うと切ない。



356: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/06/15(月) 15:39:36 ID:seXYTfG80
流れぶった切って、
俺が体験した話であまり怖くないかもしれないが、
ちょっと前の仕事が休みだった日、
原付でうちの裏山を走ってたんだよ、
そしたら空にぽっかりと
赤い鳥居が2つ並んだ状態で浮いてるんだよ、
赤い鳥居が浮いてるっていうより
宙にぼやけてるって感じかな。
道なりにその鳥居があったから
走り抜けたんだよね。
だからちょうどくぐった感じ。2つとも。
家に帰ってその日は普通に過ごした
問題は次の日からで、高熱が出て
薬を飲んでも病院に行っても
熱がさがらないんだよ、
母親が、何か最近変わったことはなかったかと聞かれて
息も絶え絶えで鳥居の事を話したんだよ
そしたらうちの母親が血相を変えて
Aさんに連絡しないと!!!!って電話してた。
Aさんってのはユタ(うちの地方じゃ呪い師みたいなもの)だ。


357: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/06/15(月) 15:40:34 ID:seXYTfG80
ほどなくしてAさんがやってきて
俺をみるなり、「あぁ、これは相当やられてるね・・・」
って言って来たんだよ、
何にやられてるのか何をやられてるのか
全く聞けなかった。身体が動かなくて
声も出なかったんだよ、
それなのに、家の仏壇の前に寝かされて
Aさんがもってきた酒やら米やらを仏壇に並べ始めて
「鳥居を2つくぐったんだね?」
と聞いてきたからかすかに頷いた。
「あんたの先祖に守ってもらうように今から頼むけど
 それが出来なかったらあんたは悪いけど
 ここで命が切れてしまうよ」
と、物騒な事を言うんだよ。
Aさんはなにやら呪文みたいな言葉を唱え始めた
俺が聞き取れたのは「マジムン」「グソー」「ニライ」の
3つだけで呪文みたいなものが書かれた紙で
体を叩かれておしまい。
Aさんが「どうにか切り抜けた。あんたよかったね、
     毎年墓参りにちゃんと行ってて」
て行ってきた。
俺、何となくなんだけど、墓参りだけは
親と一緒に行くのを欠かさなかったんだよ、
それが幸いしてたらしい。



358: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/06/15(月) 15:41:17 ID:seXYTfG80
で、Aさんが「次に鳥居を見たらすぐに離れること 
       絶対くぐってはいけないこと」
と言い残して去って行った。
次の日、嘘みたいに熱が下がっていた。
母親に、どういう事か聞いてみたら
「世の中知らない方がいい事もある。」
と、最初取り合ってくれなかったが
しつこく聞いてみたら
・俺の家系に関係している
・鳥居をくぐったら8割の確率で死ぬ
・鳥居の数はその人が生きた年数に応じて違う
・雨の日は鳥居は出ない
としか教えてくれなかった。
これが今まで平和に暮らしてきた
俺の唯一の洒落にならなかった話。
読んでくれてどうもありがとう。



362: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/06/15(月) 16:00:20 ID:8mWGOqhrO
>>356

十分怖いぞ…



393: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/06/15(月) 22:08:47 ID:C7wrgjen0
>>356
ユタって言うと、地元は沖縄かな?
なんか、以前ネットの友達が普通の霊能者がお手上げ状態で見放すような霊に憑かれた時、
その見放した霊能力者から『沖縄のユタという民族(シャーマンみたいなもの?)を頼ると良い』って勧められた、って話を聞いた事ある



395: sage 投稿日:2009/06/15(月) 22:52:20 ID:seXYTfG80
>>393
そうです。沖縄です。よくご存知で・・・。
ユタって結構身近な存在だったりします。
うちは昔から同じ人に方角とかみてもらってますが・・・。



359: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/06/15(月) 15:53:01 ID:GUJhx/p90
↑乙。無事生還できてよかった。俺も墓参り、いってくるわ。



458: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/06/16(火) 12:22:41 ID:8DwsB1oVO
友達と夜中まで遊び車で帰ってる時の話し…
雨が降る中コンビニの前で信号待ちをしてた…
何気なくコンビニを見ると女がしゃがみこんでた…その女が車に向かって歩いてくる…窓を開けて何?と聞くとイッちゃってる目でオレを見ながらわた…し。わた…しなんだけど…



461: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/06/16(火) 12:30:47 ID:8DwsB1oVO
>>458続き…
ヤバいなこの女は…と思い窓を閉めようと…と思ったら女の手が車の中にしかも鍵を開けようとしてる…女の手を外に放り投げ窓を閉めたら…車のドアノブを壊れんばかりに引っ張っている…しかもイッてる目で…わたしぃ!開けろぉ!と発狂してる…



462: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/06/16(火) 12:33:22 ID:8DwsB1oVO
>>461続き…
これは喰われると思い車を走らせて何気に後ろを見ると…コンビニに入っていきました。
終わり。実話です。



641: 1/2 投稿日:2009/06/17(水) 15:09:05 ID:o9cX3BjC0
体験談を1つ投下
(幽霊とかそういうのじゃないけど)

去年の11月頃の話なんだが、外国の知り合いの出迎えで成田空港の
ロビーにいた時の事。
時間はたしか夜の8時頃だったと思う。

少し早く来すぎたせいか、まだ飛行機がついていなくて独りで本を
読んでいると、なんかギャーギャーと大騒ぎしながら東洋系の外国人が
待合室にやってきた。
そいつらは両親と20くらいの息子が2組という感じの5人だったのだが、
楽しそうに雑談しているというよりなんか挙動不審な感じだったのが
印象的だった。

俺は「うるさいなぁ」と思いながら、無視して本を読んでいたのだが、
暫らくするとそいつらの大騒ぎが聞こえなくなった。
俺はいなくなったか?と思って顔を上げると、親達だけでその子供らしい
2人が見当たらない。

「なんだかなぁ、従業員も注意しろよ…」と思いながらまた本へと
目をやろうとしたとき、俺の座っているベンチの後ろの方にあるトイレ
から「ドン!ドン!ドン!ドン!ドン!」とかなり大きな音で壁かドアを
叩く音が聞こえてきて、続いていなくなった2人らしい大きな悲鳴が
聞こえてきた。

続く



642: 2/2 投稿日:2009/06/17(水) 15:10:20 ID:o9cX3BjC0
俺は「何なんだよ、あいつら基地外か?」とトイレの方を振り向くと、
案の定息子らしい2人組がギャーギャー喚きながらトイレから駆け出して
きた。
その親子2組は、そのまま大騒ぎしながらどこかへ行ってしまった。

まあこれだけならただ単に基地外に出会ったってだけなんだが、そこから
がちょっと怖かった。
そいつらがいなくなって暫らくして、俺もトイレにいきたくなったのでトイレ
に行く事にしたのだが、トイレに入った直後に異変に気が付いた。

なんかトイレの中が妙に臭い…
何かが腐ったような、耐えられないほどではないが、何日間も放置した
流し台の三角コーナーみたいな臭いがする。
でも便意は我慢できなかったので大の方のドアを開けたのだが、そこで
絶句した。

なんか便器やその周りのいたるところに黒と言うかコゲ茶色というか、なんか
変な色の液体がこぼれていて、どうやらそれが臭いの原因らしい。
時期が時期だし時間も遅かったためロビーには殆ど人はいなかったから、
どう考えてもさっきの親子連れが原因としか思えない。

あいつらトイレの中で何をしてたのやら…
従業員呼んだら従業員も絶句してたよ。



644: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/06/17(水) 15:19:33 ID:Eo3yqC6P0
あっさり体験談投下。

 数年前、弟と古本屋に行こうとして某公園の近所を通ったときのことです。
その道は車道と歩道が柵で仕切ってあり、歩道が非常に狭く、
くねくねとした坂道になっていました。
弟と談笑しながら坂を下っていると、腰の曲がったおばあさんとすれ違いました。
丁度会話が途切れて、弟から正面へ視線を移す途中、おばあさんと目が合いました。

 おばあさんの顔は鈴木園子もびっくりな白い色をしていて、(化粧?)
アイシャドーは暗い紫でくっきりと、口紅は真っ赤な色でした。
ギョッとしましたがじろじろ見るのも悪いと思い、視線を進行方向に向け歩き続けました。

 ほんの10数秒歩いたところで、私と弟を自転車が速いスピードで追い抜いていきました。
「こんな狭い道であれだけのスピードをだして、よくおばあさんとすれ違えたなぁ。」
そう思って振り返ると、おばあさんはいませんでした。
横道も無く、数秒で坂を上りきるのもあのおばあさんにできるとは思えません。
おばあさんが消えたよう。
気持ち悪くなって弟に「今のおばあさん気持ち悪かったねw」と言ったら
「え?」とおばあさんなんて見てないという反応をされました。



656: 1/4 投稿日:2009/06/17(水) 17:05:21 ID:Ewi2MyXg0
今でも不思議でワケわかんないんだけど、俺の幼馴染が遭遇した話を書きます。
長いです、ゴメンナサイ。幼馴染は女なので、名前は仮にA子とします。

もう5年前になるけど、A子は当時23歳だった。
そこそこ美人なんだけど、性格がかなり変わってて近寄りがたい雰囲気の女なので
当然彼氏も居なくて、俺はよく「誰かいけめんを紹介してくれ」と言われていた。

ある日、仕事から帰ってきた俺は、家の前でA子とカチあった。(家が隣同士)
いつもは軽く立ち話をするのだが、この日はA子がこんなことを話し出した。

 『今日、たまにはバッグの掃除でもするかーって思ってさぁ。
  いつも持ち歩いてるトートバッグの中身を、テーブルの上にぶちまけたの。
  まるめたゴミとか100円玉とか板ガムとかいろいろ出てきたんだけど、
  その中にさあ、なんか畳んだメモが1枚あってね。
  なんだろと思って開いたらさ…ほら、コレなんだけど読んでみ』

そう言って、1枚の紙切れを渡してきた。
何かのDVDの予約受付票(販売店とかにまとめて置いてあるやつ)の裏に、
ボールペンで雑な文字が書きなぐってあった。

 『●●●であなたを見かけました。とても気になっています。
 どうしても声をかけることが出来なかったので、こうしてメモを書きました。
 俺は20歳、××大学の学生です。顔はよくラルクのハイドに似てると言われます。
 個人的にお会いしたいです、電話かメールください。090-****-****、メルアド***@***~』



657: 2/4 投稿日:2009/06/17(水) 17:06:09 ID:Ewi2MyXg0
俺は思わず「うわキモ」と口走った。
●●●とは、近所にあるレンタルビデオ店。××大学も近所にある。
その自称ハイド君は、一切気配を悟られずにA子に忍び寄り、
肩から提げているトートバッグの中にこのメモを放り込んだのだろうということだった。

A子は、面白そうだからこれからメールしてみると言いだした。
この頃のA子はとにかく彼氏に飢えてたし、なんつうかバカだったので
こんなおかしなアプローチにもロマンスを感じてしまったんだろうと思う。
俺は別に止める理由も無いので、「どうなったか後で教えてね」と言ってその場はオシマイ。

そしてこの日から俺に、ハイド君にアクセスしたA子からの詳細メールが届いた。
ちなみに1週間でこんな感じだった↓
 「さっきメールしたよ!はいど君、照れちゃってなんかすごいかわいい感じw」
 「とりあえずメールから友達始めることになったw」
 「初めて電話した!声渋くてカッコイイ」
 「今日はすごく口説かれた、今度会ってくるかもw」

そんなこんなで、また家の前でA子とカチあった時。
ホラこれがハイド君だよー、といって携帯に送られてきたという画像を見せてきた。
でも、そこには俺が写っていた。
「は?コレ俺じゃん」と思ったんだけど、A子はハイド君だと言う。
しかも「確かにちょっとハイドに似てるでしょ」なんて言って喜んでる。
意味がわからなくて、しげしげと画面を見るんだけど、どう見ても俺の顔だと思った。
でも俺はA子の携帯に自分の画像なんて送ってないし、
そもそも俺はハイドになんて全っ然似てない。



658: 3/4 投稿日:2009/06/17(水) 17:07:37 ID:Ewi2MyXg0
ワケがわからなくなって、何だかものすごく恐くなってきたので
A子に恐る恐る「あのさ、これ俺に見えるんだけど」って聞いた。
A子はポカーンとして、「なに言ってんの。あんたじゃないでしょ、どう見ても」と言って携帯をひったくり
それに目を通した瞬間に、金切り声を上げて、携帯ぶん投げた。
あまりの勢いに俺も、どうしたよ!?おい!?ってビビってると
A子が「かおかお、顔が…」と叫んでた。
下に落ちた携帯をつまんで見てみると、男の顔がさっきと変わってた。
もう俺の顔じゃないんだけど、なんか虫唾の走ったような機嫌の悪いへんな顔になっていた。
マジですっっげえビビった。
A子が「その画像消して!はやく消して!」と喚くので、怖かったけど俺はその画像を削除した。
二人して冷や汗かきながら、「なんなのアレ」とか「いたずら画像なのか?」とかギャアギャア騒いだけど
結局「わけがわかんない」ので、気持ち悪いしこりを残したままその日は別れた。


その後、A子のところにハイド君から電話が1回だけあった。夜中に。
怖くてとらないでいたらしいのだが、何分も何分も延々と着信が続き、
恐ろしくてついに電源を落としたそうだ。
次の日の朝に電源を入れるとメールが届いていて、そこには「マタ遭おう2:30」と書いてあった。
そしてハイド君からの連絡は一切なくなった。



659: 4/4 投稿日:2009/06/17(水) 17:09:04 ID:Ewi2MyXg0
でも、話はまだ終わらない。
この騒動から1年かそこらが経ったある日に、A子がウチに転がり込んできて騒いだのだ。
なんと、バッグの中にあのメモがまた入っていたそうだ。俺も寒気を覚えた。
文面はほぼ同じで、「○○であなたを見かけて、気になったのでメモを入れた…」というものだった。
しかし今度は場所がレンタルビデオ屋ではなく、地下鉄の駅の名前。
紙は破いた手帳ノートみたいだった。
差出人は××大学の学生、自称ハイド似の20歳の男。やっぱりあいつだと思う。
もちろんA子はこれに応えなかったし、幸いそのまま何もなく無事に終わってくれた。

今でも不思議なこのメモ騒動なんだけど、
いったいなんで俺の顔だったのか、
なんでA子は俺の顔を見て「ハイド君」だと信じ込んでたのか
本当にわからない。ぜんぜん見当も付かない。
もしかして全部A子の狂言かなって思ったこともあるけど、さすがに違うと思う。
バカだけど、根本的にああいうことをするタイプの人間じゃないし…

最後に、このハイド君は「クロダ」と名乗っていた。
もしバッグの底に、自分の知らない畳んだメモがあって、
それが「クロダ」からのものだったら気をつけてください。
好奇心で連絡しちゃうと、おかしな目にあうかもしれません。

長くて本当にごめんなさい。
もしかしたらまたあるかもしれないって不安はあるんだけど、
とりあえずこれでおしまいです。



663: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/06/17(水) 17:47:56 ID:J6QNeO200
>>659
めちゃ怖いやんか~~~~、トイレに行けなくなちゃうよ・・・・・



664: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/06/17(水) 17:50:48 ID:c7WrCZVv0
>>659
きっと遠まわしに気を引きたかったんじゃないかな。



660: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/06/17(水) 17:09:39 ID:XYKnexOeO
なにそれこわい



674: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/06/17(水) 19:17:47 ID:uxSpKvfFO
洒落にならないくらい怖くて命の危険を感じた話し

10年位前に卒業旅行で南米に行ったんだけど、移動のために国内線の飛行機に何度も乗った。
そのうちの一つが洒落にならないくらい怖かった。
まず機体を見た時に冗談だと思った。
10人位しか乗れないプロペラの複葉機で、木製の機体。窓の一つには板が打ち付けてあった。
滑走路は砂地。ミシミシ言いながらも何とか飛び立ったが、それからが恐怖の30分だ。
雲の下を飛んでいたため、雨と風できしむ機体。天井と窓枠からは雨がにじみ、俺を含め乗客は椅子にしがみつき硬直してた。
斜め前の白人のオッサンはメモ帳に遺書を書いてた。
着陸時、乗客の1人がパニックになる。ポルトガル語?で騒いでたからよくわかんなかったけど、指差す窓の外を見るとプロペラが一個止まってた。
のんきな感じの機内アナウンスもポルトガル語で意味不明。
ミシミシ言いながら着陸に成功した時には乗客全員ブラーボ!って叫んで抱き合ったよ。

で、何が怖いって、この飛行機は故障した訳じゃない。
普段から片肺で運航してるって聞いた時が最高に怖かった。



864: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/06/18(木) 11:03:35 ID:uctqZy9WO
さっき台所で昼飯作ってたら後ろの方から
「おじゃまします~」って聞こえた
もちろん家に一人だし鍵閉めてたし、誰も来てない
どうぞってまだ言ってないのに勝手にあがってくんな



870: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/06/18(木) 11:51:08 ID:owOe6OlH0
>>864
「邪魔するんやったら帰ってよ~」
でおk



878: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/06/18(木) 13:33:57 ID:pnS14Fc60
また会社でのぬるい話をひとつ

コンサル部の部長は時々ワープするらしい
打ち合わせ中に他の場所で目撃されたり、出張中なのにかかってきた電話に出ていたりと
瞬間移動できる、又は分裂して増えてる、そんな噂があった
別の課で、経理の部署にいる私には、さほど接点が無かった為
自分でワープを目撃したことは無く残念に思っていた

それでも社内で部長を見かけるたびに、気になって観察したりしていた
努力が実ったのか、唯一自分で見た時の話

経理用の伝票束を倉庫から3Fの経理まで運ぼうとした
倉庫は1Fで本来なら階段推奨なんだけど、ダンボールが結構重かったのと
台車を使う事になったので普段は使用しないエレベーターに乗ることにした
ビルは2箇所エレベーターがあって、正面にある来客用と
奥で主に社員が使う古い物
使ったのは古いほうで、狭くて大人3人くらいで息苦しくなるくらい

ビルは6F建、経理は4F、コンサルは6Fにある
古いほうのエレベーターは3階までしか動かない(理由は不明、昔からそうだったらしい
ボタンも3Fまでしかない)



879: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/06/18(木) 13:34:58 ID:pnS14Fc60
エレベーターに乗って、ボタンを押そうとしたときに、例の部長が一緒に乗ってきた
台車と一緒に乗ると狭すぎるので、一度譲ろうとしたんだけど
部長はにっこり笑ってそのまま閉ボタンを押してしまった
おかげで部長は片足を台車の上に乗せるしかなくて、非常に申し訳なかった
エレベーターは古くて、止まる時にガタンと衝撃がある
3Fに到着して、部長を乗せたまま台車をガタンと揺らしてしまった
バランスを崩して、積んだダンボール箱が扉が開くと同時に床に転がった
あわてて先に出て、散らばった伝票束をかき集めてるうちに
部長はそのままエレベーターを閉めてしまった
これ以上、そのエレベーターは上に行けないのに、なんで降りなかったのか不思議だった

もう一つ不思議なのは、台車の上にダンボールを3箱積んでいて、その前に部長の
足があって、ダンボール支えていたはず
部長が足をどけないとダンボールは崩れないはずだった
私が降りようと「すみません」と声を掛けたときにすっとどけたのを見たんだけど

戻ると経理の課長は会議に出てて、いなかった
その会議は3ヶ月毎に行われる、全部署課長以上+営業+重役で行われるもので
もちろんコンサルの部長も出席しているはず
昼休みに営業の同期に聞くと、やっぱり部長は出席していた
一度休憩を挟んだらしいけど、私が倉庫に行っていた時間とは違う
それに重役クラスは来客用のエレベーターを使うのが常
(部長だけど外部からの引き抜きで来て貰ったため、扱いは重役レベル)

その話を同僚にして、部長増殖説のほうが有力になった



880: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/06/18(木) 13:36:51 ID:pnS14Fc60
ぬるい話ですみません
会社は古くて、本社な為、人数はかなり居ます
人が多いとそれなりに変な話も多いのです
使っているビルがかなり古いせいか、結構色んな話があります
私の話が怖くないのは、そんな目にあったらすでに辞めているからです
在籍6年目、もう少し頑張る予定



881: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/06/18(木) 13:50:12 ID:XEh0bdPd0

面白かった
そのドッペルもどき、いろいろ手助けしてくれているんだね
そのビルに棲みついた何かが、自分も仕事がしたくて、部長の姿を借りて現れたのかな?



882: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/06/18(木) 14:21:47 ID:owOe6OlH0

本物の部長と成り代わる為に時々出没しては怪しまれないかテストしてるんだな



916: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/06/19(金) 00:12:12 ID:4I6fKiVTO
怖く無いけど、自分的には不思議な話

今年2月~の話、

まだまだ半人前だけど、俺は、
「親の死に目に会えない仕事」
をやってて、
(これはその仕事に関する、俺が行ってた学校の講師が言ってた)

この時期は学校でまさにその真っ最中だったので、
じいちゃんの葬式に行けなかったんだ、
実家の親やら親戚から電話からだけど、怒られて、
49日には絶対行く!!
等を話してひとまず一段落したんだ。
それからその49日になって、実家に帰った。
それから親戚に会って、
事情を話して納得してもらい、普通にお坊さん?がお経を読んで49日は終わった。
それから、2日位居る事になった。

そして次の日、昼過ぎに出掛けて、帰ってきたら、
祖母が「女の人の声で『○○←(俺の名前)君居ますか?』って電話あったんだけどなんか知らん?
その後、どちら様でしょうか?と言ったら切れたんだけど…。」

って言わたけど、さあ?って事で何事も無かった。



917: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/06/19(金) 00:13:53 ID:4I6fKiVTO
次の日に出掛けて帰ってきたら、また祖母が「今日も電話があってね、今度は男の人の声で『○○君居ますか?』って言われて、今は居ませんよ、って言ったら切れたんよ。」

おかしいな~?って事で今日も余り気にしなかったんだが。

その後東京に帰って、
それ以降何も無いんだけど、
ただの偶然かもりれないけど、
今思うとあの電話を取っていたら、何が聞こえただろう?と思い、不思議でならない…。



思ったより長くなってしまった…駄文で申し訳ない、m(__)m



942: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/06/19(金) 06:56:06 ID:Tu4UpEOhO
うちの母の体験談。

母は小さい頃から見えはしなかったけど、音とか「なんかいやだな」と感じるくらいの霊感の持ち主だったらしい。
でも高校の時におじいちゃんが死んでから更に強くなったそうな。

私が小学生低学年の時の話。
家族で海までドライブに行った。
海を眺めた後、車まで戻ろうと歩いていると、車のブレーキ痕みたいなのが目に付いた。

新しい感じがしたので、
「最近ここで事故でもあったのかな。可哀相に」
と思った瞬間、肩がズシッと重くなったと。

それから帰路について、家に戻ってもずっと重くて、どうやら「連れて来てしまった」そうだ。
母は霊感があるけど、幽霊には無知で「しばらくすればいなくなる」ぐらいに思ってあまり気にしなかった。

しかし次の日も重い肩は変わらず。
むしろ酷くなっている感じ。
それだけではなく、その日の夜。誰もいないはずの流し台から水を飲む音が聞こえて来た。
確認してみたけど誰もいない。
気のせいかと思ったらまた音が聞こえる…でもやっぱり誰もいない。
それを何度か繰り返した。



943: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/06/19(金) 06:58:20 ID:Tu4UpEOhO
また次の日の夜に、寝室からバタンバタンと誰かが布団に潜って暴れてるような音が聞こえた。
これは私も覚えてるんだけど、「なんの音?」って母に聞いたら「気にしないで大丈夫だよ」って言われた。
大人になってから真相を聞いたんだけど、
音が鳴ってる時に寝室を覗いたら、誰もいないはずの布団が人が入ってるかのようにモコッとなってたらしい。
そしてそれが暴れてる。
ママンは怖くて、正体を確かめてやろうなどは思えず…放置するしか無かった。

しばらくしたら音が止んで、何ごとも無かったかのように静まった寝室に戻っていたらしい

それからは夜になると寝室から音がして、止んだなと思って寝ようとすると、流し台から例の音がする。
あとは寝ている時に足下に誰か立っている気配や、金縛りにあったりしていたそうだ。

それでも、誰に相談していいか分からなかった母は、我慢というか、放置し続けていた。

そんな事が続いたらしいが、ある日いつものように寝ていると、突然目の前に血だらけの男が立っていたらしい。
ハッとして起き上がってみたら、誰もいない。
なんだったんだと思って目を閉じたら、また血だらけの男が立っている。



944: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/06/19(金) 06:59:31 ID:Tu4UpEOhO
瞼の裏に張り付いてる映像のように、目を閉じたら見える。
直感で、ここ数日の奇妙な現象を起こしている犯人だと思った。
「どうしたの?」と尋ねると、ちょっと笑っていたそうだ。
ずっと目の前にいるもんだから眠れず、話しかけても微笑むばかりで何も言ってくれない。
いつの間にか朝になっていた。
仕事に行く時間だが、体も疲れ切っていて起き上がれず…そんな事が数日続いていたものなので、食欲も無くなってきてしまっていた。

見るからにやつれていた母。
それでも、誰に相談しようか…でも信じてくれるか…という考えから、打ち明けられずにいた。

そんなある日同僚の人が母の異変に気付いてくれ、「相談事あるなら聞くよ」と言ってくれた。
母は、もう信じてくれなくてもいいから打ち明けようと思い、ここ数日の出来事を話したそうだ。
同僚の人は真剣に聞き、母の話を信じてくれた。それから名刺を渡され、「この人が力になってくれるから今日でも行ってみて」とアドバイスをくれた



945: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/06/19(金) 07:00:42 ID:Tu4UpEOhO
母は藁をもすがる気持ちで早速紹介された人の家に向かった。
着いた場所は普通の一軒家で、中から出て来た人も普通の主婦っぽい人だった。
その主婦さんは、母の顔を見るとすぐに「家に入らないで」と玄関先で待たせた後、塩を持ってきて母にかけた。
やっと家に上がらせてもらい、早速相談しようと思ったら「わかってる」とだけ言って、母を黙らせた後、母が見た血だらけの男の特徴を言って「こういう男の人でしょう」とまるで見えているかのように、母の肩ら辺をジッと見ていたそうだ。

それから塩と線香を渡し、「家の玄関やリビングなどに盛り塩をして。とくに霊が現われる場所を重点に。なくなったら盛り直して。線香もたいて」と言い、その日は帰された。

母は帰ってから流し台とベッドルームを重点に盛り塩をし、寝た。
その日は何もなかったが、寝室に設置した塩が溶けていたらしい。
玄関と廊下のも溶けていた。

すぐに盛り直して、またあの主婦の所へ行った。
主婦曰く、溶けていた所は通り道とのこと。

昨日は何もなかった事に感謝しつつ、自分は何をすればいいか聞いた。



946: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/06/19(金) 07:02:44 ID:Tu4UpEOhO
「3日後にお迎えが来るから、それまで塩と線香を忘れないで」とだけ言われ、その日も帰った。

言われた通り、塩が減っては盛ってを繰り返し、主婦が言ってた3日後が来た。
その日は休みで何となくソファに座ってウトウトしていると、急に金縛りに遭い身動きが取れなくなってしまったそうだ。
パニックになっていると、遥か遠くからお経が聞こえる。しかも少しずつ近付いて来る。
一人ではなく何十人もの人がお経を唱えているようだった。
母は目をつむり、ジッとしていたが、あっという間に囲まれてしまった。

何が起きたか分からない状態でお経を聞くこと数分、いつの間にかお経は聞こえず、自宅のソファで汗ビッショリになりながら座っていたそうだ。

その日から変な現象は起こらなくなった。
母が言うには「お経の人が連れて行ってくれた」そうだ。
主婦にお礼をしに行くと、「無暗に可哀相と思っては、霊をナンパしているようなもの。動物の霊もそうだが、見たら『何もしてあげられない』という気持ちでいないと付いて来てしまう。気をつけなさい」と少し怒られたそうです。



947: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/06/19(金) 07:05:12 ID:Tu4UpEOhO
これでこの話は終わりですが、母は霊感が少し強いせいか、後日も色んな霊を連れて来てしまった話も聞きました。
当の私は霊感など皆無なので、似なくて良かったな…と体験談を聞く度思います。



968: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/06/19(金) 16:15:32 ID:efCllZzH0
もう10年前に死んだじいちゃんの日記が、実家の大掃除で先日見つかりました。
内容は孫が遊びに来たとか、そんなホンワカなカンジのものが多いのですが、
日記の最初の方、昭和39年の一冊の中に
メチャクチャ怖いヤツがあったので それを書きます。
(読みやすいように文体は変えてあります)

12月6日、ナツエ(親戚筋の人らしい)から電話ある
ミドリ(ナツエさんの娘)が、おかしくなったという
よごと、ひるごと、うわごとクリカエス。うわごとには
 小さいこけしが、笑って噛み付いて。
 ぴょんぴょんはねて、はねて、5ひきぐらい居るよ。
 歯はぎざぎざ。はねて、はねて、
 ミドリの足、がぶりかみつく。ミドリのまわり、5ひきぐらい、居るよう、
 ちょんちょん、はねて、ぎざぎざで、がぶり、かみつく。やめて、やめて

 ミドリは、こけしを、つかんで、どぶになげる。
 どぶに投げるとおぼれやがる、くううふふふ、
 ぶくぶくぶくぶくしずんで、くされ、くふ、くされ、くされくされ、
 しねしね、くうふふくふ、しね、くされ、しね、しね

ナツエ曰く、「くふくふ」とは言うが、まったく笑っていない。
なにか、こみあげるものを吐き出しているような。ミドリが心配

以上です
ちなみに、この日記以降ミドリさんの名前は一切出てきませんでした
しかしナツエさん、ミドリさんは実際に居た人だそうです
今も居るかどうかは 俺の両親じゃわからないとのことでした
おしまい。



976: 父親からの勘当 投稿日:2009/06/19(金) 19:10:44 ID:Ynodi+Eg0
人気お笑い芸人のH・Yの父親についての恐い話・・。

Yは子供時代一度も裕福だった記憶はない、覚えてるの小さな家の中
いつも母親が寝る間も惜しんで内職をしていた風景だけだ。
それも過去の話。今は東京でひと山当てて金に困ることはない。
数年前、父親は身体を壊した。
もはや痛風で外に出るのも辛い、杖なしでは一人で歩けない。
なぜそうなったか?元を辿ればYが父に言われるがままに金を援助し、
貴族の様に金まみれで豪勢な生活をさせ続けたためだ。
(まるで過去の貧乏な暮らしのブランクを埋めるかように・・)
たった数か月で悪びれもなくあかの他人の金のように現金を使い果たし、
関西から毎度のように東京のマンションへ金をせびりに来る。

ある日、夜も更けた深夜・・・ 
「ドンドンドンッ!」激しくドアを叩く音が聞こえる。 
ビクッと体が震える・・ (また今日も来たか・・・?)
ドアの小窓から向こうを覗く、見覚えのある杖が見える。(父だ・・)
Yは近所に迷惑かかるので親を玄関の中に入れざるを得ない
玄関に入るなり父親は痛風で弱り果て不自由な下半身を曲げ土下座をする。
言うセリフは決まっている、予想はつく 「金をくれ、たのむ。」だ。
だがそもそも父が体調崩したのも自分が父を甘やかしたからだ
もうこれ以上父を甘やかすのはむしろ親不幸じゃないだろうか?

Yは断腸の思いでこれ以上の援助の打ち切りを告げる、親孝行のためにだ。
そんな息子に向かって父は怒り狂いYに怒鳴る。
「なんて親不幸な息子だ!」「今のお前があるのは誰のおかげだと思ってる?」
「お前みたいな息子は勘当だ!」



977: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/06/19(金) 19:20:32 ID:35WlQB7RP
続けろ



979: 本当にあった怖い名無し 投稿日:2009/06/19(金) 19:31:08 ID:Ynodi+Eg0
>>977父親がYに「勘当」だって言った所で話はオチなんです・・
本当は息子から地に落ちた父親に向けて勘当するという状況なのに
まったく逆の事を言われてしまうという理不尽な現世話です。



【閲覧注意】最強に怖い画像貼ってけ

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【閲覧注意】巨大な物が怖いという『アオノリュウゼツラン』

可愛い猫画像貼っていくよ!(=^・ェ・^=)

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