インターネットスモールビジネスと
常にセットで議論されるのが、今回のテーマ。
「地方移住はおすすめできるか」
結論から言うと、おすすめできません。
ただ、地方の中でも
地方中枢都市ならば例外です。
そちらはむしろ、リビングコストを落としつつ
生活の利便性を維持できるのでおすすめですね。
実際、私も福岡に住んでおりましたが
非常に快適でしたし、
仕事に集中できたとあって、
ブレイクスルーのきっかけを得ることができましたから。
ただ、それ以外の
単なる田舎の場合はおすすめできません。
最近流行のコンセプトへのアンチテーゼではないですが
東京で消耗していた方がマシだと思います。
そもそもの話をすれば、
どこに住んだとしても、
誰もが移住者に対してフレンドリーというわけではありません。
むしろ、人口の少ない田舎に行くほどに
排他的を通り越して
敵対的ですらあるわけでして・・・。
これ、大人だけならまだマシですが、
子供がいたら、結構大変だと思いますよ。
あと、自然がいっぱいだとかいいますが、
自然なんて3日で飽きます。
むしろ、自然の良い面を実感できる時間なんて
1年のうち、せいぜい2ヶ月もあればいい方でしょう。
なんだかんだ、
仕事が、人が、都心部に集まっているのは
相応の理由があるのです。
でもって、人が減少しているエリアには
それなりの原因があるのです。
人付き合いに疲れたから・・・と
地方移住を考える方も多いようですが。
むしろ、地方の方が大変ですし
人口が少なくなるほどに、
その頻度と密度が高まっていくので
ことさらに人付き合いのストレスは増えることでしょう。
ましてや、周りの人が少ないがゆえに
付き合う相手を選ぶことさえできなくなるわけですから。
というわけで、
地方中枢都市ならまだしも。
それ以外の田舎に住む価値はないです。
18歳まで田舎で育って、
東京にも、地方中枢都市にも、海外にも住んだからこそ、
これは声を大にしてお伝えしたいと思います。
それくらい、田舎には魅力はないです。
オラこんな村嫌だってのは、
ノスタルジーの裏返しではなく、偽らざる本音ではないかと。
ただまぁ、どこでも仕事ができる中で、
あえて東京に住み続けるのも・・・とは思います。
地方中枢都市を渡り歩くなんて、
結構ぜいたくでいいと思いますけどね。
もちろん、ご家族の理解と協力は必要でしょうが・・・。