外食業界 消費者の健康志向に応える動き
外食業界では手軽さや食べ応えが支持されてきた分野でも消費者の健康志向に応えようと新たな店舗やメニューを開発する動きが出ています。
このうち、最大手のお好み焼きチェーンは、先月主力メニューを見直し、野菜の量をこれまでの2倍に増やしました。また、具材に使う野菜を全面的に国産に切り替えて安全性も打ち出しました。このお好み焼きチェーン「道とん堀」の吉岡亜紀さんは「お好み焼きは、カロリーが高く健康的ではないというイメージを持たれているが、健康に対する関心が男性にも定着するなか、新たなメニュー開発が必要だと考えた」と話しています。
また、大手のラーメンチェーンは、健康志向を前面に打ち出した新しいタイプの店舗を、先月、東京都内にオープンしました。ラーメンに使う麺は糖質の量を従来の半分に減らし、麺の代わりに豆腐を使ってカロリーを抑えた料理を主力メニューに据えました。ラーメンチェーン「一風堂」を運営する会社の島津智明営業本部長は「糖質制限のある人や、高カロリーのためラーメンを食べられないという人からの反響が大きい」と話しています。
外食業界では野菜を主力にしたメニューを開発したり、カロリーを表示したりしているファミリーレストランやファストフードに続いて、消費者の健康志向に応える動きが幅広い分野に広がっています。
また、大手のラーメンチェーンは、健康志向を前面に打ち出した新しいタイプの店舗を、先月、東京都内にオープンしました。ラーメンに使う麺は糖質の量を従来の半分に減らし、麺の代わりに豆腐を使ってカロリーを抑えた料理を主力メニューに据えました。ラーメンチェーン「一風堂」を運営する会社の島津智明営業本部長は「糖質制限のある人や、高カロリーのためラーメンを食べられないという人からの反響が大きい」と話しています。
外食業界では野菜を主力にしたメニューを開発したり、カロリーを表示したりしているファミリーレストランやファストフードに続いて、消費者の健康志向に応える動きが幅広い分野に広がっています。
お好み焼きチェーンのPR活動
消費者の健康志向に応えた新しいメニューを開発したお好み焼きチェーン「道とん堀」では、大型連休に、少し変わったPR活動を行いました。このチェーンでは、「お好み焼きは栄養が偏っている」というイメージを持つ消費者が多いと考え、野菜の量を2倍に増やした新しいメニューの販売を先月から始めました。
東京・渋谷区で行った今回のPR活動は、ほかの外食店のレシートを持参すると、無料で栄養士の診断が受けられ、足りない栄養素を補うサプリメントがもらえるというものです。一緒に新しいメニューの割引券も渡され、厚生労働省が目標と定める1日の野菜摂取量をひと玉で摂取でき、ビタミンやミネラルなど主な13項目の栄養素も偏り無くとれるという新メニューの栄養バランスのよさをアピールする仕掛けです。
20代の女性は「お好み焼きはソースを使っていて高カロリーで体によくないと思い、食べる機会がなかったので印象が変わりました」と話していました。
東京・渋谷区で行った今回のPR活動は、ほかの外食店のレシートを持参すると、無料で栄養士の診断が受けられ、足りない栄養素を補うサプリメントがもらえるというものです。一緒に新しいメニューの割引券も渡され、厚生労働省が目標と定める1日の野菜摂取量をひと玉で摂取でき、ビタミンやミネラルなど主な13項目の栄養素も偏り無くとれるという新メニューの栄養バランスのよさをアピールする仕掛けです。
20代の女性は「お好み焼きはソースを使っていて高カロリーで体によくないと思い、食べる機会がなかったので印象が変わりました」と話していました。