LINEが4月7日に公開した「BOT API Trial Account」が盛り上がりをみせている。LINEのトークを使ったbotアカウントを自由に開発できるAPIで、リリースからわずか1日だが、エンジニアたちによって新たなbotが次々に生まれている。
【「イケハヤbot」とは】
「BOT API Trial Account」は、ユーザーが開発したシステムとLINEアカウントを連携させ、APIを介してメッセージを送受信するbotアカウントを作成できる(botの「友だち」登録は50人まで)。LINEが全世界の開発者向けに、先着1万人限定で無償公開した。
個人開発者でブロガーの村上福之さんは、Wikipediaの検索bot「ウィッキーさん」を開発。botに話しかけると、そのワードでWikipediaを検索した結果を返してくれる。
ブロガーのイケダハヤトさんは、スタッフが「イケハヤbot」を開発したことを報告。イケダさんのブログタイトル「まだ東京で消耗しているの?」にちなんだbotで、地名で話しかけると、「まだ(地名)で消耗してるの?」と返ってくる。
ビジネスで活用する試みも始まっている。ボードゲームカフェ「JELLY JELLY CAFE」のbotは、ボードゲーム名で話しかけると、同カフェで遊べるボードゲーム一覧から検索した結果のURLを返してくれる仕組みだ。
プログラマー向け情報共有サービス「Qiita」にも、関連記事が続々と投稿されている。アカウント取得の方法や、簡単なbot作り方、匿名チャットルームの作り方など、さまざまな視点で記事が書かれている。
API公開からまだ1日ということもあり、これまでに作られたbotは単純な仕組みのものばかりだが、発想や組み合わせ次第で、多様なサービスに応用できそうだ。LINEは、スケジュールアプリと連携した予定通知クーポンの発行、家電製品をLINEから操作――など、さまざまな用途で活用できると説明している。
Microsoftがbot開発用フレームワークを公開したり、来週にはFacebookがチャットボットAPIを発表するとみられるなど、botまわりは今後もグローバルで盛り上がりを見せそうだ。
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