ブレードが数十本破損=エンジン整備不良か―羽田の大韓機火災・安全委[時事]
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時事通信社
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羽田空港で離陸滑走中の大韓航空機の左エンジンから出火したトラブルで、エンジン内部にある羽根状の「タービンブレード」が数十本折れていたことが28日、分かった。エンジン前部の空気取り込み口には破損がなかったことから、運輸安全委員会は整備不良などで外れた内部の部品が高速回転するブレードを壊した可能性があるとみて調べている。
機体を調べた谷口岳史主管調査官によると、エンジンの後方にあるタービンブレードが数十本折れ、一部はエンジンカバーを突き破るなどして滑走路上に散乱していた。
エンジン前部の空気取り込み口のファンや、前方にある圧縮機などに破損はなかった。鳥の羽根なども付着していなかったことから、鳥を吸い込んだバードストライクの可能性は低いとみられる。
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