いよいよハンモックシーズン。これまで冬用ハンモックの中に寝袋を入れて寝ていたのが、すっかり暑くなってきたので寝袋を取っ払いました。そして冬用のハンモック生地から夏用のパラシュート生地に変更。
パラシュート生地というよりも、これはハンモック生地と呼んでもいいくらい相性がいい。軽くて丈夫、丸洗いできるし化繊のような匂いもしない。完璧!
[笑顔一番] 2人用 軽量 パラシュート ハンモック 幅広 140cm タイプ カラビナ ロープ 収納袋 付き [A043-15](1. グリーン×カーキ)
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ただ、これもそうだし他のハンモックもそうなんですけど、長さが長いんですよ。こういう自立式の土台は置き場スペースの問題も考えて長さをあまり取ってないんですよね。僕が一番オススメのゆらふわモックのロングタイプですら265センチ。
さっき紹介した笑顔一番の二人用パラシュート生地のハンモックは全長290センチ。そのまんま使用すると・・・おしりが床に届きます(笑)ハンモックにならないという。
じつはこの問題、結構いろんな人から聞くんですよね。そのまんま使えない、長さが長すぎて床に届いてしまうって。
去年使い始めたときはおしりがつくのはさすがにダメだと思って、片側をひもで縛って長さを短くしてたんです。
この写真の奥、変な形になってるのわかります?無理やりひもで縛って長さを調整してあるんですよね。
これをやると確かにおしりは床に届かなくなるんですけど、縛ることでハンモックの布が絞られてしまい、ものすごく窮屈になるんですよ。仕方ないなぁと思ってたんですけど、せっかくこの気持ち良いハンモックを窮屈にするのはつまらない。
カスタマイズ、するか(思い立ったのが23時)
「なーミシンどこー?」
「ミシンはそこー」
「って今から何するん???」
「えーハンモック短くするねーん」
「できるんかいなー笑」
いいですか、思い立ったが吉日です。明日やろうはばかやろう。思い立ったのが23時でも0時でもいいんです。まずやろうと思うのが大事(家族はかなり迷惑しているらしい)
では、実際の方法を写真つきでご紹介しましょう。
まず、ハンモックの端っこを解きます。ああこれで後戻りはできない・・・
ちょうど良さそうな長さで折ったら、この端面をミシンが通る場所に合わせてまち針を打ちます。
わかりにくいですね(笑)
緑が生地です。こんな風に折りたたんで赤いところがミシンが通るところ。さっきの写真の白い縫い目が三本通っているところの上をミシンで縫います。この場所ならミシンで塗ってもほつれないし、ほつれたとしても白い縫い目で止まりますからね。他メーカーのハンモックも端面で補強されてる部分を使って縫うと強度的にいいと思います。
まち針を打つなんて何十年ぶりなんだろう。最後まで打ち終わるまでに手に3回ほどチクっと鋭い痛みが走りましたがなんでだろう。
ミシンをセットしてスタート!!!(セッティングは妻がしてくれましたw)
ちなみにミシンは家庭用のそんなに高くないやつです。
最初は恐る恐るやってたものの・・・・だんだん余裕が出てきておりゃああああ
端っこまできたら・・ずれてる・・・まぁいいか、縛るんだし。
反対側までいったらひっくり返してまた来た道を戻っていきます。帰り道は生地が右側にくるからやりにくい・・・挟まるしくちゃくちゃなるしもう。これを2往復させました。僕って結構器用なのよね。
で、出来上がったらロープを通して完成。
ちょっとプリーツっぽくなるけど、窮屈さがなくなります。
実際に引っ掛けてみたの図。縛ってるとこんなにふわっと広がりません。大成功!!
もし乗ってみて糸が全部切れて落ちたら頭打つしおしり痛いし恐る恐る乗ってみたけど・・・よおぉぉぉぉし!OK!所要時間は写真撮影込で1時間弱。
これ、ミシンで縫っただけなので、実際にアウトドアに持ち出すときは糸を抜いたらいいだけだし、何回もやり直しができるのでオススメ。ミシンがない人はもちろん手縫いでもいいと思いますけど、使う糸をすこし太めにしたほうが安心だと思います。
本当はこういう自立式の土台を使わず壁に固定金具つけて本格的にハンモック付けたいんですけど・・・分譲とはいえ最後は手放しますから悩みどころ。
まずはいろいろ自分にあったやりかたで楽しむのが一番ですね。ちなみに今寝るときは小さな毛布とクッションを枕がわりにしてます。夏はタオルケットだけ。
夏場は背中側に空気が通るので本当に涼しいの。夏の寝苦しい夜を過ごしたくない人はハンモック本当におすすめですよ。