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【伊勢志摩サミット】「海女さん」「おもてなし」に感動の海外メディア、乾杯の日本酒には問い合わせ殺到…早くもサミット効果

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【伊勢志摩サミット】
「海女さん」「おもてなし」に感動の海外メディア、乾杯の日本酒には問い合わせ殺到…早くもサミット効果

伊勢志摩サミットの食事で提供されて話題となり、売り切れとなっている三重の地酒「半蔵」=28日午前、三重県志摩市の道の駅伊勢志摩(古厩正樹撮影) 伊勢志摩サミットの食事で提供されて話題となり、売り切れとなっている三重の地酒「半蔵」=28日午前、三重県志摩市の道の駅伊勢志摩(古厩正樹撮影)

 26日の夕食会で乾杯の酒に採用された日本酒「半蔵 純米大吟醸」を製造する大田酒造には「どこで買えるのか」などと問い合わせが殺到。社長の大田勲さん(52)は「1つの商品にこれほど問い合わせが集中したのは初めて」とうれしい悲鳴を上げた。

 一方、取材で現地入りしていた海外メディア関係者も帰国の途に。公共放送局「イタリア放送協会」のブルーノ・ラフォロ記者(53)は「サミット取材は何度もしているが、混乱もなく、警察はうまくこなしていた」と、約2万3千人態勢で現地警備に当たった日本の警察当局の対応を評価した。

 英国の政治雑誌「グローバルポリシー」のヒューゴ・ドブソン記者(45)は「松阪牛もすしも最高だった。ボランティアの対応も素晴らしかった」と、日本の「おもてなし」に好印象を抱いた様子だった。

 伊勢志摩の自然や文化も強く印象づけられたようだ。メキシコの新聞「ムンドインターナショナル」のミグネル・オテロ・タマヨ記者(63)は「海女が海に潜って真珠の入った貝を取っているとは初めて知った」と感心していた。

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