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織斑一夏の生涯 作者:Akila
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絶望

「えっ?」

一瞬目の前の人物が何を言ってるのか、分からなかった。
嘘だよな、聞き間違えだよな…
そんな…まさか……

















「あなたの余命は、あと3ヶ月です。」





「あなたの余命は、あと3ヶ月です」
周りが、暗くなったようだった。

今日、俺は定期的に行われる身体検査に来ていた。
いつもなら、学園でやって終わりだが少し気になることがあるのできてほしいと言われた為、指定された大学病院に来ていた。
俺自身対した事じゃないと思った。
だから、少し緊張したが軽い気持ちできたのだ。
そんな時に言われた一言がそれだった。
「何で、…」
それしか言えなかった。

「原因は、不明ですが身体の細胞が、予測不能なスピードで壊れています。 先月の検査では、何も以上は無かったのにです。
このまま、この細胞の破壊が進めば、」
医師は、少し間を起き
「3ヶ月には、すべての細胞が破壊され死ぬ事になるでしょう」

その後、いろいろ言われたが正直何を言われたのか、覚えていない。
また、この事は周りには言わない事にした。
言ったらきっと悲しむからな…
皆、俺にとって大事な人だ だからこそ言わない 親友でも、そして 家族の姉にも
千冬姉にばれたら、どうなるかな?
フルボッコの未来しか見えない……
でも…その後は…
『何故だ…何故私達を……』 『姉さん…』

あの顔だけは、させたくない


「織斑」学園に戻ると千冬姉に声を掛けられた。
「織斑先生…」 「検査の結果はどうだったんだ?」


「あぁ、特に何ともなかったよ」

「そうか…後教師には、敬語を使え馬鹿もの」バシッ‼
「イテッ、はいスミマセン。」
それじゃ、と俺は千冬姉から離れて行った。


「危なかった」
千冬姉は、カンがいいから何か言ってくると思った為あまり長間したくなかった。
いや違うな…あの人といたら…耐えきれないような…そんな感じがしたからだな
さぁ、これからどうするか……あいつらも鋭いからなぁ…特にあの学園最強さんは、特に注意しないと…
そう考えてると前が突然くすんできた。
なんだろ?と思って目を擦ってみると自分が泣いていることに気づいた。

「あぁ、やっぱ
死ぬのは、怖いな……」






一夏の様子が何処かおかしい
いつも道理に見えるが、違和感がある
何かを耐えているような……
「杞憂だと良いがな……」
そう杞憂であってくれ………


ピクシブにて投稿した作品です。

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